「麻酔銃で撃たれるシーンの撮影中に、いびきをかいて寝ちゃったんだ(笑)」“スパイダーマンの親友”が撮影秘話を語る!

「麻酔銃で撃たれるシーンの撮影中に、いびきをかいて寝ちゃったんだ(笑)」“スパイダーマンの親友”が撮影秘話を語る!
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ネッド役:ジェイコブ・バタロン

トム・ホランド版MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)スパイディ映画第2弾『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』がデジタル配信が2019年11月6日開始、Blu-ray&DVDが2019年12月4日(水)発売に。 そのプロモーションを兼ねて、同シリーズでピーターの親友ネッドを演じているジェイコブ・バタロンが初来日!! 映画の中のネッドそのままの優しい(&オタクな)人柄がにじみ出るジェイコブに、杉山すぴ豊氏がインタビューを行った。

「マーベル映画に出演できるなんて信じられなかった。もう失神しそうだったよ!」

―今回が初来日なんですよね?

そうなんだ、もっと日本に滞在していたいよ。「NARUTO -ナルト-」が大好きなんだ。それと、友達の娘がアニメ「僕のヒーローアカデミア」のファンだから、お土産を買って帰りたいと思っているよ。

―ネッド役に選ばれたときのお気持ちは?

驚いたよ! その当時は演劇学校に通っていて、その学校を卒業する間際で色んなオーディションを受けていたんだ。なかなか役をもらえず、とてもストレスが溜まっていた時期でした。マーベルの映画は機密事項が多いから、オーディションのことを誰にも話せなかったんだ。最終的に映画の出演が決まったときは、失神しそうだったよ。自分がマーベルの映画に出られるなんて信じられなかった。見えるものすべてがカラフルで光り輝いていて、幸せにあふれていたね。

―今までのスパイダーマンの映画と比べて、MJ(メリー・ジェーン)の設定をはじめ、ピーター・パーカーを取り巻く環境や友達の設定がガラッと変わりました。ネッド役にジェイコブさんが選ばれた理由について、監督から直接伺っていますか?

それぞれの役に相応しい俳優を選んだだけだと思うよ。ニューヨークは多様性があって、色んな人種が住んでいるので、『スパイダーマン』でもニューヨークの今を表しているんだと思うな。

―これは質問というより僕の意見なのですが、『スパイダーマン』のコミックでは、ネッドはヴィランのホブゴブリンになって、スパイダーマンと戦うことになります。ジェイコブさんが演じられているネッドはとても心優しいキャラクターなので、スパイダーマンと戦ってほしくないんです(笑)。

それはファンの多くが同じ意見だと思うよ! 僕自身はホブゴブリンを演じてみたいね。いつかヴィラン(悪役)を演じてみたいんだ。ただファンのみんなは、ネッドはいつまでもスパイダーマンの相棒であり親友として、ずっといてほしいと思っているよね。

「ニック・フューリーに麻酔銃で撃たれるシーンで、本当にいびきをかいて寝ちゃったんだ(笑)」

―『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、実写とCGの融合が素晴らしかったです。完成した映画を観て、こんなにもすごいんだ! と驚きませんでしたか?

グリーンバックでの撮影も多かったから、何もない中で演じるのは変な感じなんだ。でも素晴らしい制作チームだったから、ロケではできるだけリアルに感じるような状況を用意してくれて、自然に演技することができたよ。もちろん一生懸命演じたし、みんなで努力して作った作品だから、完成した映画には驚いたし、とても満足しているよ。

―スパイダーマンが観覧車に取り残されたネッドとベティを助けるシーンがとても印象的でした。どんな風に撮影したんですか?

観覧車のシーンは、チェコのプラハから約1時間行ったところにあるリベレツという町で撮影したんだ。あの観覧車は、お祭用に実際に作られたものだよ。ベティ役のアンガーリー・ライスと僕は、1週間ほどかけて観覧車シーンを撮ったんだ。最初にこのシーンを編集したものを観たら、あまり動きがなくて何も起きていないように見えてしまいました。だから、あの観覧車の一部だけをエアサスペンションの機械の上に作って、本当に揺れているように動かして、もう一度撮影したんだ。

―もう一つ僕が好きなシーンは、ピーターとサミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーが会話をしているときに、ネッドが麻酔銃を撃たれて床で寝てしまうところです。とても可笑しかったです。

あのシーンは撮影も楽しかったよ! あの時はじめてサム(サミュエル)と会ったんだけど、とても素敵な人だった。撮影された映像の全ては使われていないけど、1発目にこのシーンを撮ったとき、僕は撮影中だったけど本当に寝てしまって、ずっといびきをかいていたらしい(笑)。それから後で、もう少し出演者を増やして撮り直したんだ。

―映画の中で、ベティとイチャイチャしているシーンと、アクションシーンを撮影しているとき、どちらが楽しかったですか?

ベティとイチャイチャするシーンも楽しかったけど、僕はアクションシーンが好き! 爆発とか、敵から追われて逃げたりするのがイイよね。

「ネッドは親友の秘密を守るけど、たぶんジェイコブは守れません(笑)」

―ネッドは、ピーターからスパイダーマンの正体が自分だと秘密を打ち明けられても、誰にも言わないようにしています。もしジェイコブさんご自身が親友から秘密を打ち明けられたとき、その秘密を誰にも言わないよう守れますか?

かなり大変だね!! ネッドにはできても、たぶんジェイコブにはできません(笑)。

―数あるアメコミヒーローの中で、スパイダーマンは最も人々に愛されているヒーローだと思います。スパイダーマンの魅力は何だと思いますか?

スパイダーマンはティーンエイジャーで、誰もが若い頃に似たような経験をしていて、彼に共感しやすいからだと思うな。スパイダーマンは思春期だから彼女が欲しいし、プライベートを楽しみたい。だけど、一方で困っている人たちのために正しい行いをしたいという責任感を感じてもいる。そんなピーターの置かれている状況に、みんな共感しやすいんだと思うよ。

―映画を観ていて、共演者同士がとても仲の良い感じが伝わってきます。みなさん実際に仲が良いのでしょうか?

もちろん! みんな家族みたいなものだよ。大好きだし、この業界に入って初めてできた友達だし、色んなことを皆から学んでいるよ。

―ネッドのファンにオススメしたいシーンはありますか?

今度リリースされるブルーレイやDVDに入る、本編に入りきらなかった未公開シーンやNGシーンなどを観てもらえると、よりネッドのことがわかるし、もっと映画を楽しめると思うよ!

―ファンとしては『スパイダーマン』の中で、ネッドが活躍するシーンをもっと観たいと思っています。

僕たちは、これからも『スパイダーマン』の映画を作っていく予定だよ。必ず続編が作られると思うから、楽しみにしていて下さい!(※インタビュー後に最新作が2021年公開予定と正式発表)

―ぜひプロデューサーに、日本やアジアで『スパイダーマン』の撮影を行っていただけるようお願いしてください。

そうだよね! それもいいね。あと、南国でも撮ってみたいな(笑)。

取材・文:杉山すぴ豊

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年12月4日(水)よりBlu-ray&DVD発売、11月6日(水)より先行デジタル配信

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