ステイサム vs 巨大サメ!! 絶滅したはずの古代サメ“メガロドン”と深海異種バトル『MEG ザ・モンスター』

ステイサム vs 巨大サメ!! 絶滅したはずの古代サメ“メガロドン”と深海異種バトル『MEG ザ・モンスター』
『MEG ザ・モンスター』© 2018 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

『エクスペンダブルズ』シリーズ(2010年〜)や『ワイルド・スピード』シリーズ(2013年の『EURO MISSION』から参戦)など、代えの利かないアクション俳優として確固たるポジションを築いたジェイソン・ステイサム。決して大柄なほうではないが、元アスリートらしいキレのある動きとモソモソ喋り(※寡黙なキャラクター)で多くの悪人を叩きのめしてきたステイサムが、そのキャリア史上最強の敵と戦う深海スリラー映画が『MEG ザ・モンスター』だ。

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■抗いがたい魅力! とにかく大事なのは「ステイサム対サメ」という構図

すでに絶滅したとされているメガロドンの登場シーンもしっかり練られていて、ダイオウイカとの絡みからの巨体を見せつける演出や、それをステイサムが「メガロドンだ」と即断する分かりやすさ、そして恐ろしくも美しく神秘的という、ナショジオの超自然ドキュメンタリーなどが好きな人にはグッとくるシーンばかり。CGのクオリティも申し分なく、母艦のガラス窓にアタックしてくるシーンなどはケレン味全開だ。

『MEG ザ・モンスター』© 2018 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

それにしても、古代の巨大サメとステイサムを戦わせようと考えた人は控えめに言っても天才だし、映画史上に残る好マッチングと言えるだろう。ステイサムが深海の驚異に立ち向かうという、今後これ以上ないほどのピンチを迎えるのに、なぜか笑みがこぼれてしまう……その事実が“正解”であることを証明しているし、アクション〜スリラー映画における“ステイサムの使い方”に限界はないという、俳優としての幅を一気に広げた記念碑的な作品でもある。元水泳の飛び込み選手だけにステイサムは“耳抜き”の仕草も自然で、深海モノとの意外な相性の良さも嬉しい発見である。

『MEG ザ・モンスター』© 2018 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

とにかくステイサムが主演である以上、彼がサメに食われてジ・エンド! みたいなことはあり得ないわけで、サメ映画の金字塔『JAWS/ジョーズ』(1975年)のような先の読めないハラハラ展開を犠牲にしてでも、「とにかくステイサムとサメを戦わせたかった」という制作側の思い切りの良さが伝わってくる。“目的のための手段”ここに極まれりというか、そのあまりにもシンプルな設定を聞いた時、真っ先に『サンゲリア』(1979年)の“ゾンビ対サメ”のシーンを思い出した映画ファンも少なくないのではないだろうか。

『MEG ザ・モンスター』© 2018 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ブツクサ言いながらも黙々と仕事の準備をするステイサム、生身でひとりメガロドンと対峙するステイサム、噛みつき攻撃を間一髪でかわすステイサム、子どもとは目線を合わせて話すやさしいステイサムなどなど、色んなステイサムも楽しめる本作。もちろんメガロドンの食事シーンも豊富だし、クジラをパクついたり賑わう海水浴場に現れたりとサービス精神も旺盛なので、自宅にいながら身も心も涼しくなりたい人は必見だ。

『MEG ザ・モンスター』© 2018 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

『MEG ザ・モンスター』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2020年7月放送

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