自然とバレエの共演 相模湖畔に特設舞台

自然とバレエの共演 相模湖畔に特設舞台

「相模湖の美しい自然と、芸術とのマッチングを楽しんで」とポスターの前で語る実行委員会副委員長の吉野社長

 ◆18、19日、7年ぶりに野外フェス
 相模湖畔に特設舞台を設ける野外バレエ公演が7年ぶりに行われる。18、19の両日に県立相模湖公園(相模原市緑区)で開催の「さがみ湖野外バレエフェスティバル2016」。山と湖を背景に夕暮れから夜にかけてのステージで、オーディションで選ばれた10代の子どもたち85人がプロダンサーとともに踊る「くるみ割り人形(全幕)」などが繰り広げられる。

 地元の相模湖観光協会などが主体となって実行委員会方式で開催。中心となっているのはクラシックバレエなどの舞台衣装レンタルを手掛ける「アトリエヨシノ」(本社・緑区与瀬)の吉野勝恵社長(66)だ。

 全国のバレエ教室と付き合いを通じて、バレエを習う子どもたちが国内で自立できる一助にと「子どもたちを育てる舞台」「子どもたちがプロと一緒に踊る場」として企画。相模湖という絶好のロケーションで、気軽に見ることができる野外公演なら地域振興にもつながると、2007年に「白鳥の湖」、09年に「眠れる森の美女」を上演した。

 東日本大震災のため11年は中止。その後、観光インフラが整っている河口湖(山梨県)で同様のイベントを実施したこともあるが、相模湖では行われなかった。今回は初めて後援に加わった神奈川県がラブコール。「バレエ発祥の地・神奈川から全国へ」のキャッチフレーズのもと、3回目の開催が実現した。

 18日(午後6時開演、S席4500円ほか)の演目はバレエ教室オリジナル2作品と、島崎徹さんによるコンテンポラリー2作品。19日(午後6時半開演、S席6500円ほか)は「くるみ割り人形」。

 当日券あり。荒天中止。問い合わせは、アトリエヨシノ文化事業部電話042(682)6055。