あいみょんヒットの裏にトオミヨウ V6、中島美嘉、ポルノらもプロデュース

あいみょんヒットの裏にトオミヨウ V6、中島美嘉、ポルノらもプロデュース

あいみょんの2ndアルバム『瞬間的シックスセンス』(2月13日発売)

4/1付週間ストリーミングランキングで12週連続1位を獲得したあいみょんの「マリーゴールド」。同曲は、3/11付で初の2000万回超えを記録し、4/1付で「君はロックを聴かない」も2000万回超えとなった。その人気曲を収録した2ndアルバム『瞬間的シックスセンス』(2月13日発売)には、田中ユウスケ氏、関口シンゴ氏、會田茂一氏と並びプロデューサーのひとりとして名を連ねているトオミヨウ氏。『瞬間的シックスセンス』では、「ら、のはなし」「ひかりもの」「夢追いベンガル」のアレンジを担当し、彼女の生々しいボーカルの魅力を引き立てている。

 1980年生まれのトオミヨウ氏は、ソロアーティストしての活動と並行し、2007年に槇原敬之のアルバム『悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。』の収録曲でストリングスアレンジを担当した。2009年に槇原のツアーにキーボーディストとして参加したことで注目を集めた。

 その後、トータス松本、Skoop On Somebody、ポルノグラフィティ、玉置浩二、土岐麻子、9nine、Cocco、中島美嘉、V6、YUKI、Ivy to Fraudulent Gameといった多種多様なアーティストの作品に参加し、アレンジャー、プロデューサーとしての才能を発揮している。特に石崎ひゅーいとの関わりは深く、デビュー作『第三惑星交響曲』から最新作『ゴールデンエイジ』(3月6日発売)まで、ほとんどの作品にプロデューサーとして参加。石崎に影響を受けたことを公言しているあいみょん、石崎との共作も多い菅田将暉の作品を手がけていることも、ごく自然な流れと言えるだろう。

 アコースティック、バンドサウンドからエレクトロ系まで、幅広い楽曲に対応できる編曲家としての適応力の高さ、そして、シンガーの生き生きとした表情、豊かな感情表現をしっかりと引き出すプロデュース能力がトオミヨウの特徴。アイドル、ダンス・ボーカル・グループ全盛の時代から、あいみょんのブレイクに象徴される、歌の強さを持ったアーティストに対する注目が高まるなか、アレンジャー、プロデューサーとしての彼の手腕はますます注目を集めそうだ。

(文/森朋之)

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