Juice=Juiceの楽曲で注目の山崎あおい 女性の切実な本音をポップに昇華

Juice=Juiceの楽曲で注目の山崎あおい 女性の切実な本音をポップに昇華

Juice=Juiceのシングル「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/ 25 歳永遠説」

6/17付週間シングルランキングで3位となったJuice=Juiceのシングル「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/ 25 歳永遠説」に収録された「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」の作詞・作曲を手がけたシンガー・ソングライターの山崎あおい。女性のリアルで思いをポップな楽曲に昇華できる気鋭の作家だ。

 2012年にアルバム『ツナガル』でメジャーデビューを果たした彼女は、喉の不調でライブ活動を休止していた時期にDTMによる楽曲制作をはじめ、作家活動も並行してスタート。その後、安倍なつみの「嘘つき」(2015年/アルバム『Dreams』収録)ベイビーレイズJAPAN の「ストレス」(2016年/シングル「走れ、走れ」収録)、アンジュルムのシングル「泣けないぜ…共感詐欺/ Uraha=Lover」(2018年)、鈴木愛理の「君の好きなひと」(2018年/アルバム『Do Me a favor』収録)の作詞・作曲、NMB48の「甘い妄想」(2019年/シングル「床の間正座娘」収録)の作曲などを担当した。

 ポップでエモーショナルなメロディー、女子の本音を反映させたリリック、独特のユーモアセンスをバランスよく兼ね備えたソングライティングは、女性アーティストを中心に幅広く求められている。また、アーティストに楽曲を提供することによって、彼女自身のオリジナル曲の方向性、歌いたい内容が明確になるという効果もあったという。

 Juice=Juiceの本作は、男性の前で強がってしまい、弱さを見せられない女の子の気持ちをストレートに描いた楽曲。言いたくても言えない感情を綴った歌詞は、結婚を意識しはじめる年ごろの女性を中心に大きな共感を呼ぶはず。内なる気持ちを放出するようなドラマティックなメロディーを含め、ソングライターとしての山崎の個性がはっきりと感じられる作品だと思う。普段は隠している女性のリアルで切実な思いをポップな楽曲に昇華できる作家として、彼女のクリエイティビティにさらなる注目が集まりそうだ。

(文/森朋之)

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