『MTV VMAJ』ライブ史上最年少Foorin、米津玄師からの助言を明かす

『MTV VMAJ』ライブ史上最年少Foorin、米津玄師からの助言を明かす

『VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2019』で「パプリカ」を披露したFoorin

音楽専門チャンネルMTVが18日、年間の優れたミュージックビデオ(MV)作品を表彰する音楽アワード『MTV VMAJ 2019』を東京・新木場STUDIO COASTで開催。GLAY、King Gnu、三浦大知ら受賞者とINTERSECTIONらゲストライブアクト合わせて10組がライブパフォーマンスを繰り広げた。

 トップバッターを務めたのは、最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞を受賞したKing Gnu。CMソングとしても話題となっている「飛行艇」とロングヒットを記録している受賞曲「白日」という2曲のスタイリッシュで心地よいサウンドを会場に響かせ、期待に胸を膨らませた観客を大いに沸かせた。井口理(Vo/Key)は受賞について「何かに認められることはあまりないことですから、うれしい限りです」と控えめに喜びを表現。今後の野望について聞かれると、考えこんだのち、常田大希(G/Vo)が「好きな時に好きなメシを食べたい」と話すなど独特の世界観を貫いた。

 特別賞「Rising Star Award」を受賞した韓国発の12人組グループTHE BOYZは、「No Air」「D.D.D」の2曲。ステージを目いっぱい使ったダイナミックかつ、息の合ったダンスパフォーマンスに黄色い歓声が飛んだ。インタビュアーの日向坂46が英語で質問すると、「栄誉ある賞をいただいて非常に光栄です。音楽を通じて、皆さんから受け取った愛とサポートをみなさんにお返ししていきたいと思います」と世界で活躍するグループらしく流暢な英語で答えた。最後に日本のファンへメッセージを求められると、「たくさん応援してくれてありがとうございます。みなさんのおかげでこの賞を受賞できました。これからも頑張りますので、たくさん応援してください」と日本語で答え、ファンを喜ばせた。

 「かわいい」の大歓声に手を振って応え入場したのは、社会現象を巻き起こし、最も話題を集めた楽曲に贈られる「MTV Breakthrough Song」を受賞したFoorin。18回目を迎える『VMAJ』史上最年少出演となるFoorinは、受賞について「ものすごくうれしいです。このような素晴らしい賞をいただき本当にありがとうございます」「この曲を歌って踊ってくれたり、愛してくれたみなさんのおかげでいただけた賞だと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」とメンバーが一言ずつあいさつした。

 MCの日向坂46から「今後どのように歌っていきたいですか?」と聞かれると、「米津玄師さんから『楽しんで、自分らしく歌うことが一番』といっていただいたので、その気持ちを忘れずに思いっきり歌いたいと思います」と元気よく回答。米津の印象については「すっごく背が高くて、なんでも話を聞いてくれる優しくてかっこいい人です」と話した。パフォーマンスでは、イエローを基調にした衣装を身にまとい、受賞曲「パプリカ」を歌唱。元気いっぱいに歌い踊る子どもたちの姿を、観客は笑顔で見守った。

 最優秀邦楽男性アーティストビデオ賞を受賞した三浦大知は、「とてもシンプルにうれしいです。賞はいろいろ変わっているんですが6年連続で受賞させていただいて、本当にうれしいです」と喜んだ。パフォーマンスでは、受賞曲「片隅」をしっとりと聴かせ、「Blizzard」では観客にハンズクラップをあおって熱唱。激しく歌い踊る三浦に大きな声援が送られた。

 最優秀オルタナティブビデオ賞を受賞したBiSHは、「私たちはジャンルにとらわれず、垣根をこえて音楽を届けてきたので、最優秀オルタナティブビデオ賞を受賞できてうれしいです」と喜び、「今までサビになったら手を挙げて、ライブでお客さんがすぐできるような簡単なものを目指してやってきたんですけど、『stereo future』ではそういうものを取っ払って、自分の内面から出てきたものをそのままダンスにしてみました。そういう挑戦が受賞につながったんじゃないかと思います」と冷静に分析した。パフォーマンスは、受賞曲「stereo future」、「BiSHの新しい顔です」と曲紹介した「DiSTANCE」の2曲。楽器を持たないパンクバンドの異名を持つBiSHらしい、激しくもしっかりと歌を届けるステージングで観客を魅了した。

 このイベントのMCを任され、受賞者へのインタビューという大役を務めた日向坂46も、最優秀振付け賞を受賞。キャプテンの佐々木久美は「『キュン』という曲は私たちの記念すべきデビュー曲なので、このような賞を受賞できてとてもうれしい。これからも私たちなりの日向坂46としてのパフォーマンスで皆さんに元気をお届けできるように頑張っていきます」とうれしさをにじませた。パフォーマンスでは、受賞曲「キュン」をはじめ、「ドレミソラシド」「キツネ」の3曲を披露。息の合ったダンスパフォーマンスで観客を沸かせた。

 「Rising Star Award」を受賞したBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEは、「この賞をいただいたアーティストとして恥じることのないように、自信を持って更なる目標や、夢に向かって頑張っていきたい」と決意を新たに。結成当初から世界進出を目標にしているとこともあり、英語でもあいさつした。また、この『MTV VMAJ』のステージにはこれまで、LDHに所属するさまざまなアーティストが立ってきたことを振られると、「先輩方が立ってきたステージに立てることが光栄。EXILE TRIBEの名に恥じないような気合の入ったパフォーマンスをさせていただきたい」と話し、ステージでは「テンハネ-1000%-」、来月リリースする新曲「44RAIDERS」で、言葉どおり気合の入ったボーカル&ダンスパフォーマンスを見せた。

 ライブの大トリを務めたのは、「MTV Rock the World Award」を受賞したGLAY。TERU(Vo)が「25周年を迎えたので本当にうれしいですね」と話せば、TAKURO(G)は「バイタリティーは、ファンやみんなの期待に応えたいと思う気持ち。今回このステージに立ててよかった」と喜んだ。今後についてTAKUROは「デビューするのが夢だったんですが、今も夢の中という感じです。僕の希望としては、メンバーが辞めたいと言うまで、できれば死ぬまでこのバンドを続けたいと思います」と“生涯GLAY宣言”に観客は大きく沸いた。

 パフォーマンスでは「COLORS」と、TERUが「『MTV Rock the World Award』という賞をいただいたんですけど、ロックな曲を用意していないという(笑)。アルバムの曲なんですが、すごく大切な曲なので聴いてください」と紹介した「春を愛する人」のじっくり聴かせる2曲を歌唱。「春を愛する人」では、ピンク色の照明に紙吹雪が照らされ、まるで桜の花びらが舞っているかのような演出で会場の気分を盛り上げ、イベントを締めくくった。

 受賞者紹介、ライブパフォーマンスの間には、この日会場を訪れることができなかった受賞者からのビデオメッセージが流されたほか、スペシャル企画としてMTVが注目するニューカマーを紹介。全員が日米のハーフという新世代ボーイズグループ・INTERSECTIONは「Lost Boy」、16歳のラップアーティストとして注目を集めているさなりは「悪戯」「Prince」の2曲をメドレーで歌った。

 15部門の最優秀作品の中で視聴者をはじめとした一般投票数が最も多かった作品に贈られる「ベスト・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」(年間最優秀ビデオ賞)にはKing Gnu「白日」が選ばれ、トータル2冠。King Gnuは、『MTV VMAJ』史上最速となるメジャーデビューから8ヶ月での「ベスト・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」受賞となった。なお、この模様は22日午後8時からMTVで放送される。

■『MTV VMAJ 2019-THE LIVE-』セットリスト
01. King Gnu「飛行艇」「白日」
02. THE BOYZ「No Air」「D.D.D」
03. Foorin「パプリカ」
04. 三浦大知「片隅」「Blizzard」
05. BiSH「stereo future」「DiSTANCE」
06. 日向坂46「ドレミソラシド」「キツネ」「キュン」
07. INTERSECTION「Lost Boy」
08. さなり「悪戯〜Prince」
09. BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE「テンハネ-1000%-」「44RAIDERS」
10. GLAY「COLORS」「春を愛する人」

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