back number「特別な1つにしたくて」 “配信ならでは”のライブにファン感激

back number「特別な1つにしたくて」 “配信ならでは”のライブにファン感激

無観客配信ライブで16曲を熱唱したback numberの清水依与吏 Photo by 佐藤祐介

3人組バンド・back numberが25日、千葉・幕張メッセで配信ライブ『back number live film 2020 "ASH"』を開催した。9月22日にファンクラブ限定で配信アコースティックライブを行ったが、通常のバンド編成でのライブは2月23日以来、8ヶ月ぶり。1時間半でライブ初披露の2曲を含む全16曲を熱演した。

 オープニングはブルーを基調した美しいライティングのなか、「SISTER」「瞬き」からスタート。清水依与吏(Vo/Gt)、小島和也(Ba)、栗原寿(Dr)とサポートメンバーの演奏をさまざまなアングルで映し出し、SNSは「映像が綺麗すぎてすごい」「カメラの切り替えすごいし、照明めっちゃ綺麗」と感嘆する声であふれた。

 配信ライブは2度目とあり、観客不在の配信ライブに慣れない様子の清水は「なんか一生懸命やっても孤独を感じるね」と苦笑いしつつも、「とにかく精一杯やるので楽しんでいってください」とあいさつ。「僕は君の事が好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい」「黒い猫の歌」と続け、「わたがし」では楽曲の雰囲気にマッチしたフィルム風の味のある映像美でも魅了した。

 「新曲やります」と切り出すと、赤と緑の照明が瞬くなか、今月12日に約1年8ヶ月ぶりの新曲として配信リリースしたTBS系日曜劇場『危険なビーナス』(毎週日曜 後9:00)主題歌「エメラルド」をライブ初披露。妖艶なエフェクトでミステリアスな曲の世界観を引き立たせ、「見入ってしまった」「演出かっこいい〜!」と称賛の声が続いた。

 ライブ定番曲「高嶺の花子さん」を楽しそうに演奏し、栗原から「画面越しにノリノリで観てくれて、はぁはぁってなってる人もいたりするのかな?」と投げかけられた清水は「…4、5人?」とポツリ。ネットではすかさず「4、5人笑」「4、5人のわけなかろうがw」とのツッコミや、「4、5人の中の1人です」という4〜5人どころではない投稿であふれた。

 今回の配信ライブについて清水は「“こういうときだから仕方なく”とか、実際に観てもらうものの代わりとしてとかそういうことじゃなくて、きちんと特別な1つにしたくて、本当にいろいろこだわって、監督の番場(秀一)さんと演出スタッフとも“ああしたい、こうしたい”とたくさん話して」と配信ならではのライブを丁寧に作り上げたことを告白。360度のカメラワーク、アリーナ部分を埋め尽くした照明設備、LEDビジョンやレーザーなど、有観客ライブでは実現不可能なステージを実現させ、「チームback numberが大事に聴いてもらっている曲たちが、温度が下がらずにそのまま届いているといいなと思います」と想いを伝えた。

 「ハッピーエンド」「HAPPY BIRTHDAY」に続き、初期の2ndシングル「花束」を演奏後には「今日このライブがあなたにとって、あなたがあなたを肯定するために、少しでも後押しができたらと思います」「少しでも追い風を吹かせられるものであることを願っています」と熱いメッセージ。続けて、コロナ禍で中止となったインターハイを目指していた高校生に向けて書き下ろし、8月18日にYouTubeでサプライズ公開した1年5ヶ月ぶり新曲「水平線」をライブ初披露した。

 MVをバックに渾身のバラードを歌い上げると「大号泣」「泣ける」「染みる」といった声が続々。ファンの涙腺を刺激すると、「青い春」「大不正解」でエンディングを迎え、清水は「またどこかでお会いしましょう!」と呼びかけた。

 このライブの模様は、きょう25日午後10時からアーカイブ配信スタート。27日午後11時59分まで視聴できる。

■『back number live film 2020 "ASH"』
01.SISTER
02.瞬き
03.僕は君の事が好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい
04.黒い猫の歌
05.わたがし
06.君がドアを閉めた後
07.MOTTO
08.エメラルド
09.あかるいよるに
10.高嶺の花子さん
11.ハッピーエンド
12.HAPPY BIRTHDAY
13.花束
14.水平線
15.青い春
16.大不正解

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