Dr.kyOn&佐橋佳幸、新レーベル設立記念ライブ 東西の“音の違い”を熱弁

Dr.kyOn&佐橋佳幸、新レーベル設立記念ライブ 東西の“音の違い”を熱弁

新レーベル『GEAEG RECORDS』を設立した(左から)Dr.kyOn、佐橋佳幸 (C)ORICON NewS inc.

 キーボーディスト・Dr.kyOn(元BO GUMBOS)とギタリスト・佐橋佳幸の2人組ユニット「Darjeeling(ダージリン)」が、日本クラウン内に新レーベル『GEAEG RECORDS(ソミラミソ レコーズ)』を設立し、21日、都内でコンベンションライブを開いた。レーベル第1弾作品として、Darjeelingのアルバム『8芯二葉〜WinterBlend〜』および、「夜空ノムコウ」の作曲で知られるシンガー・ソングライター、川村結花のアルバム『ハレルヤ』を11月8日に2作同時リリースすることを発表した。

 佐野元春&THE HOBO KING BANDをはじめ、数多くのライブやレコーディングで20年以上にわたって活動を共にしてきたDr.kyOnと佐橋は、読売テレビの音楽番組『共鳴野郎』(2005年10月〜08年3月放送)のホストを務めることになったことを機に、ユニット「Darjeeling」を結成。名コンビの2人は、日本のポップスシーンをけん引した名門レーベル「PANAM」を有する日本クラウンとタッグを組み、音の愉しみを知る大人の音楽ファンに良質で豊かな新しい音楽を発信する新レーベル「GEAEG RECORDS(ソミラミソ レコーズ)」を設立した。

 レーベル名の「GEAEG」は日本の商用電源周波数に由来。日本の標準周波数は発電機によって東西の周波数が異なり、米「GE」社製発電機で送電される西側が60Hz(ヘルツ)、独「AEG」社製発電機で送電される東側が50Hzに分かれている。大阪育ちのkyOnを“60Hz兄さん”、東京育ちの佐橋を“50Hz”と呼び合うこともあり、「生まれ育った場所や聴いてきた音が違いながらも、一緒になると面白いことができる」という意味を込め、「GE」と「AEG」を並べた「GEAEG」をレーベル名に。コードを日本語読みすると「ソミラミソ」となることから、ソミラミソ レコーズと読ませることが説明された。

 佐橋は周波数の違いによる音の違いも熱弁。「コンサートツアーで60Hzのところに行くと、いい具合に中域がひずむ。いい音になるんです。それを山下達郎さんに教えたら、『なんで佐橋くんに言われるまで気づかなかったんだろう』って言って、それ以降、ライブの収録は関西でやるようになりました」と明かし、kyOnも「本当に音が違いますよ」と同調していた。

 レーベルの特徴は、Darjeeling名義作品とDarjeelingプロデュース名義作品の2タイトルを同時リリースすること。

 「Darjeeling」名義のアルバム『8芯二葉〜WinterBlend〜』はインストゥルメンタル4曲とボーカル入り4曲の8曲入り。ゲストボーカルとして、カルメン・マキ、高野寛、直枝政広(カーネーション)、元ちとせが参加し、プレイヤーとして小原礼、高橋幸宏、細野晴臣、三沢またろう、作詞で森雪之丞が参加する豪華さ。タイトルに「〜WinterBlend〜」と付けられているが、「できれば1シーズンに1枚作っていきたい」(佐橋)と展望を語った。

 一方、「Darjeeling」プロデュース名義、川村結花のアルバム『ハレルヤ』には、サポートアーティストとして坂田学(Dr)、渡辺等(B)、納浩一(B)、三沢またろう(Per)、柴草玲(Vo)、田中邦和(Sax/Vo)が参加する。

 コンベンションライブでは、『8芯二葉〜WinterBlend〜』の中からインスト曲「Holiday in Columbo」「Two Pigs(リプトン家の孤児)」を演奏したほか、直枝政広と高野寛が駆けつけ、それぞれボーカルを務めた「See You Again」、「春が来りゃ 乙女じゃなくても 夢見がち」を披露。さらに、川村結花も登場し、アルバム収録曲「カワムラ鉄工所」「乾杯のうた」をDr.kyOn、佐橋とセッションした。

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