15周年を迎えたディズニー・オン・クラシックが開幕!

15周年を迎えたディズニー・オン・クラシックが開幕!

ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会2017

魅惑のディズニー音楽を、一流演奏家たちで構成されたオーケストラ・ジャパンと、ブロードウェイなどで活躍する歌手たちのライブ演奏で届ける「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会2017」が開幕。公演に先駆けてゲネプロが公開された。

毎秋開催され、絶大な人気を集めているこのコンサートも今年で15周年。これを記念したオープニングは、2002年の第1回公演で演奏された全曲を綴るスペシャルメドレー、“ORIGIN 2002”。「フェアリーガーデン」「アラジン」「リトル・マーメイド」……と名曲が並ぶ。続いて、昨年のゲストによるリクエスト曲のうち、上位3曲を送る“ゲスト・リクエスト・セレクション”。『ヘラクレス』より「ゴー・ザ・ディスタンス」、『ターザン』より「トゥー・ワールズ」。東京ディズニーシー「ストームライダー組曲」を、出演者達がジェスチャーや振付を交えながら熱唱した。

前半のハイライトは、編曲・指揮のブラッド・ケリーが観客のカウントダウンに合わせてボタンを押し、その日の演奏曲を決める“サプライズ・ルーレット”だ。この日選ばれたのは、東京ディズニーシーのディズニー・ハロウィーンのショー「ミステリアス・マスカレード」と、『モンスターズ・インク』の「君がいないと」。ミステリアスな仮面舞踏会の空気に酔いしれ、モンスターふたり組がお互いへの信頼をユーモラスに披露する歌に心温まったところで、前半のフィナーレ、“オーケストラと光のコンチェルト”へ。ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのエプコットより「イルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アース」と「ウィー・ゴー・オン」が演奏され、美しい光の演出がこれを鮮やかに彩った。

後半はまるごと、『塔の上のラプンツェル』。映画の情景がスクリーンに映し出される中、ナレーションと共に、躍動感たっぷりの音楽が物語を紡いでいく。ラプンツェル役は澄んだ歌声が、ひたむきで利発なヒロインにぴったりなローソン・ヤング。一方、ラプンツェルを誘拐し、母親のふりをして閉じ込めるゴーテル役は、多彩な歌声のメラ・ジル・ハーマン。ならず者のようで実は純粋な心も持つフリン・ライダー役には、ロマンティックな歌声の持ち主、パットン・チャンドラー。ラプンツェルが城の近くで踊る「王国でダンス」では、客席中が一体となる趣向も。

そしてコンサートは、感動のフィナーレへ。15周年からその先へ。今年のテーマ「Brillante 〜輝きの未来へ」にふさわしいエンディングが待っている。

ショーマンシップに溢れる歌手たちの歌とオーケストラのゴージャスな演奏から改めて感じることができるのは、ディズニー音楽の豊かさ。胸の高まり、わくわく感、不安や悲しみ、そこから再び立ち上がる勇気まで、あらゆる感情がそこには詰まっているのだ。

9月から12月にかけて全国を巡演。

取材・文:高橋彩子

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