コブラの作者が「礼儀知らず」と苦言 「ポプテピピック」著作権違反騒動はこれだけではない?

 人気漫画『ポプテピピック』の作者である大川ぶくぶ氏が、『コブラ』などでおなじみの先輩漫画家・寺沢武一氏に苦言を呈される一幕があった。

 『ポプテピピック』はネットで人気に火がついた漫画で、今年1月〜3月にアニメ化。TOKYO MXやAmazonプライムなど複数のコンテンツで放送する形式で、前半と後半で同じ内容を放送(ただし声優を変更)するなど、センセーショナルな手法で、さらなる人気を獲得。ニコニコ動画では史上最速で100万回再生を達成し、アニメ界に新たな革命を起こした。

 漫画自体は4コマ形式であり、パロディーや時事ネタをふんだんに使っているのだが、今回『左手にサイコガンを持つポプ子』というスウェットを商品化。サイコガンは『コブラ』の特徴的な武器であるが、これを知った寺沢氏が、大川氏のTwitterに直接「礼儀知らずな人ですね。コブラのサイコガンを勝手に使うのはやめなさい!マネジャに許可をとりなさい!」と送り、問題が発覚。翌日になって大川氏はTwitterで「今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います」と謝罪した。

 SNSでは一部「特許も何もない」「サイコガンなんぞと思った」など、著作権に対して認識の甘いユーザーもいたが、ほとんどは「他人の漫画をバカにしているようで不快」「リアルに謝罪したのかな?」「ちゃんと怒られろ」など苦言を呈す人のコメントであった。ちなみに、こちらの商品が発売されたのは昨年11月で、発売当初も一部から批判の声があがっていた。こちらは権利関係の叩きではなく、1万4904円(税込)という値段の高さについてで、「この値段は暴利」と疑問視する声である。

 大川氏といえば、『ポプテピピック』の絵を「苦手」とTwitterに書き込んだウェブ編集者に直接怒りのツイートを飛ばしたり、「ローソンがくれるスプーンでもフォークでもないやつほんま嫌い。考えたやつ殺したい」など過激なことを書き込むなど、ネット上で何かと騒動を巻き起こしていた人物。作風はもちろん彼の言動に不満を持っていた一部の人が、ここぞとばかりに書き込み、今回の炎上状態になってしまったのだろう。

 すでに寺沢氏は「僕が怒っているわけではない」とTwitterにアップし、事態は収束に向かっているようだが、今回の騒動をきっかけに、大川氏のギリギリのラインをつく作風に影響が出ないことを願いたい。

この記事の引用について
寺沢武一公式Twitter https://twitter.com/buichi_terasawa
大川ぶくぶ公式Twitter https://twitter.com/bkub_comic

関連記事(外部サイト)