1月クールでトップ奪取も?「恋つづ」、V字で最高数字更新の“予想外勝因”

1月クールでトップ奪取も?「恋つづ」、V字で最高数字更新の“予想外勝因”

1月クールでトップ奪取も?「恋つづ」、V字で最高数字更新の“予想外勝因”

 2月18日放送の連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)の第6話の平均視聴率が10.9%の最高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが分かった。初回9.9%でスタート、第2話で10.5%と2ケタにアップ、第3話も10.2%と2ケタをキープし、第4話で10.6%、第6話で10.9%の番組最高視聴率を記録した。

 同ドラマは円城寺マキ氏の同名漫画が原作。偶然の出会いでエリート医師・天堂浬(佐藤健)に一目惚れした女子高校生・佐倉七瀬(上白石萌音)が一念発起。看護学校に進学、同じ病院の看護師として働き始める。ドS医師と新米看護師が織りなす胸キュンラブコメディーだ。

 好調の理由はドンピシャなハマリ役にある。上白石が演じる七瀬は、ドジでおっちょこちょいな新人ナース。とにかく危なっかしくて見ていられないほど頼りないが、患者に接する態度は誰よりも真摯で熱く日々努力を忘れない。医師への恋心も全力投球の直球勝負。体当たりのたびに玉砕して落ち込むも、めげずに立ち向かう姿に思わず初恋の頃を思い起こさせ、視聴者の共感を呼ぶ仕組みだ。

「上白石は身長152cmと小柄で、見た目は中学生に間違えられそうな童顔ですが、七瀬同様に頑張り屋の努力家。両親が教師でとても厳しくしつけられたこともあり、常に成績トップの優等生だったそうです。12歳で東宝シンデレラオーディションで審査員特別賞を受賞したことから、グランプリを受賞した妹の萌歌と上京、女優業に邁進しています。根がマジメで男性には超奥手、免疫すらない地から、役にすんなりハマったんですよ」(テレビ誌記者)

 ところで、第5話で9.6%と数字を落としているが、この回は七瀬(上白石)の一途な思いが天堂(佐藤)に通じ、晴れて両想いとなって同僚たちの前で堂々と恋人宣言する展開だった。

「意外にあっけなく恋人宣言したことで、興味を失った視聴者がいたのかもしれません。幸せカップルの臆面もないのろけを聞かされているみたいでうんざりしてしまいますからね。それが、第6話で盛り返したのは、天堂の亡くなった元カノとうり二つの元カノの妹が七瀬の恋のライバルとして登場したこと。さらにその妹が医師に告白シーンを目撃してやけ酒飲んで打ちひしがれていた七瀬に今度は別の同僚医師が慰め、好きだと告白したことから、このまま順風満帆に進むかと思えた2人の恋が、またも波乱万丈な展開になりました。このハラハラドキドキな先行きに視聴者も釘付けになったんじゃないでしょうか」(芸能ライター)

 1月クールのドラマは、米倉涼子主演の「ドクターX」(テレビ朝日系)に追いつけ追い越せと天海祐希を高額ギャラで口説き落とした「トップナイフ−天才脳外科医の条件−」(日本テレビ系)が視聴率トップを走り、その後を竹内涼真主演の「テセウスの船」(TBS系)、この「恋つづ」が僅差で追いかけている。

 医療ドラマ6本放送の大混戦の中、まったくのノーマークだった「恋つづ」がトップ争いに絡んでくるとは予想外の展開。医師同士の熾烈な争いや血がドバッのリアルな手術シーンがなく、お花畑のような恋バナが咲き乱れる「恋つづ」が受けるとは予想外。新型肺炎パニックで殺伐とした世にあって、癒やしの時間になっているのかもしれない。

(塩勢知央)

関連記事(外部サイト)