麿赤兒 コロナ禍で「YouTubeでも何でもやってみるかと」

麿赤兒 コロナ禍で「YouTubeでも何でもやってみるかと」

麿赤兒 コロナ禍で「YouTubeでも何でもやってみるかと」

テリー 2人の息子さんは本名の「大森」で活動されてますけど、当然「麿赤兒」は芸名ですよね。

麿 僕、自分の本名があんまり好きじゃないんですよ。それで、人麻呂とか歌麿とか、そのあたりから一文字いただいてね。

テリー 高貴な感じで?

麿 というわけじゃないんですが。まぁ、本名の「大森宏」君だったら、こういうキャラクターにはならなかったでしょうね。やっぱりどこかね、(素の自分から)ジャンプしたいっていうのがあるんですよ。

テリー いや、怪しくていい名前ですよね。麿さんみたいな人って、日本の芸能界に、他にいないですもんね。

麿 そうですかね?

テリー いませんよ。だから(クエンティン・)タランティーノにしろ、(北野)武さんにしろ、大勢の監督が自身の作品に出てもらいたいんじゃないですか。

麿 「こいつは唯一無二だ、使おう」って言うなら、もっと忙しくてもいいんですけどね(笑)。

テリー でも、シリアスでもコメディでも、麿さんが入ると、やっぱり化学反応が起きると思うんです。特にゴールデン(タイム)とか、みんなが安心してる時間帯に出てくると「急に刺激物が入ってきたぞ」みたいな。

麿 ほぉ、そう感じられることがありますか。それは、ありがたいな。

テリー だから、また10月から「ルパンの娘」(フジテレビ系)の続編が始まりますけど、プロデューサーや監督も、そのあたりに期待してオファーしてるんだと思うんですよ。

麿 まぁ、あれは「翔んで埼玉」っていう映画と同じ監督さん(武内英樹監督)でね。よく拾ってくれたなと思いますけど。

テリー それだけ麿さんは替えが利かない役者さんなんですよ。ところで「大駱駝艦」は最近どうなんですか。コロナで大変だと思いますけど。

麿 稽古も本番も全部パーになりましたからね。みんな、ほとんど仕事はないですよ。ただ、とにかく道端で裸で踊って、投げ銭をもらってでも、やっていくぞと。そこらへんが一番の取り柄だし、そのぐらいのサバイバルをしていけるだけのノウハウは教えたつもりですから。

テリー なるほど。そのぐらいの気概でね。

麿 ただ、そうは言っても何とかしなくちゃいけないんで、YouTubeでも何でもやってみるかと。最近始めましてね。まぁ、毎週1人ずつ、鉄工所の息子が鉄板の上で踊ったり、実家の田んぼで踊ったりしてますよ。

テリー へぇ、見てみます。いいですよね。いろいろやってるうちに新しい発見もできるし。

麿 個々に「あ、これでもいけるんだ」とか、目覚めていってくれると、いいんですけどね。

テリー そうですよね。マイナスばっかりに考えても。

麿 そうそう。深刻に考えてもしょうがないですから。いつか「愛のウイルス」が戻ってくる時もあるだろうと。それまでどう耐えるかということぐらいでね。

テリー あぁ、いいですねぇ、愛のウイルス。

麿 だって生殖行為も、ある意味ではウイルスのおかげだっていうのもあるでしょ。だから、ウイルスを嫌だ嫌だと言ってもね。コロナだけがウイルスじゃねぇぞと。

テリー ほんと、そうですよね。いや、最後にいい言葉をいただきました。

麿 アハハハ。こんなんで大丈夫ですかね。適当なことばっかり申し上げて、本当にすみませんでした。

◆テリーからひと言

 いやぁ、麿さん、最高だな。ひと言ひと言に人柄がにじみ出てるよ。確かに悪いウイルスばっかりじゃない。愛のウイルスが出てくるまで頑張ってほしいし、その愛のウイルスを麿さんにまき散らしてほしいね。

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