天才テリー伊藤対談「田原俊彦」(4)何だよトシちゃんカッコよすぎるよ

天才テリー伊藤対談「田原俊彦」(4)何だよトシちゃんカッコよすぎるよ

天才テリー伊藤対談「田原俊彦」(4)何だよトシちゃんカッコよすぎるよ

テリー そんな時代が終わった頃、トシちゃんはジャニーズ事務所を辞めるでしょう。

田原 33歳の時ですね。

テリー ズバリ、理由は何だったの?

田原 「30歳を過ぎたら、自分で仕事を回していきたい」ってずっと思ってたんですよ。例えばコンサートをやるのでも、音、衣装、スタッフ、バンド、ダンサーとか、1から10まで全部自分で決めたかった。

テリー それはジャニーズにいたら、できなかった?

田原 いえ、デビューして10年ぐらいたった頃には、ジャニー(喜多川)さんがいちおうプロデューサーとしていますけど、基本、僕の好きなようにやらせてもらっていました。

テリー だったら、問題ないじゃない。

田原 まずジャニーズ事務所は、ティーンエイジャーをメインにプロデュースする会社だと僕は思っているんです。あの頃は光GENJIがいちばんすごかったし、SMAPがそろそろ出てくるタイミングですよ。そういう若い才能の頂点に自分がいてはいけないな、という気持ちがあったんです。

テリー なるほどね。

田原 あと、ジャニーさんってクリエイターだから、何かを作って、それが軌道に乗って走り始めたら「はい、次」。新しいものを作ることが大好きな人なんですよ。だからこそ、自分のことは自分でやらなければ、と思ったんです。

テリー へぇ、じゃあ、トシちゃんが辞めることについては、ジャニーさんも納得してくれた?

田原 別に揉めたりすることはなかったですよ。15年もお世話になって、それこそ僕は事務所の長男坊みたいなものだったから、やりたい放題させてもらったし、いろいろ迷惑もかけたし‥‥とにかくジャニーさんには感謝しかないから。

テリー でも、そのあとは「ビッグ発言」なんかもあって、仕事的には厳しい時もあったよね。

田原 確かに大きな事務所を辞めて、それまでと同じペースではやれない部分はありましたね。だけど、それは自分で選んだ道なんだし、腹もくくっていたので、「これからどうなっちゃうんだろう?」「怖いな」なんて不安はなかったんです。仕事がないのは、単に僕の力がないだけだ、と思っていたので。

テリー ちょっとトシちゃん、カッコよすぎるよ。

田原 アハハハハ! カッコつけすぎた?(笑)。でも本当に僕、自分が大好きだし、「何があっても死なねぇぞ」っていう自負があるんですよ。それはやっぱりデビューから培ってきた自分なりの財産があったからだし、その間ずっと支えてくれたファンの人たちがいてくれたからだと思うんですよね。

テリー ありがたいよね。

田原 本当に。それに僕、33歳で結婚したんですけど、それも大きかったですよ。結婚して子供ができて、「家族のためにも頑張らなきゃ」っていう新しい目標もできたから。

テリー 自分を曲げずにここまでやれてきてるんだから、最高にハッピーじゃない。今後の目標なんかはあるの?

田原 ありますけど、今はあんまりガツガツしない方向で。いい明日を迎えられるように、まずは今日を頑張ろうと思っているので。

テリー 何だよ、いちいちカッコいいな(笑)。

田原 そういう意味でも、まずは新曲の「フェミニスト」ですね。魂を込めてしっかり歌える曲なので、これから大切に歌い続けたいと思います。

◆テリーからひと言

 トシちゃんとはいつもくだらない話しかしてないけど、あらためて話すとやっぱり大スターだね。年齢も重ねて、言葉に重みも出てきた。この新曲で紅白が狙えるように俺も応援してます!

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