細胞診の検査し悪性腫瘍の結果「だめにしてしまった赤ちゃんをどうしても取り戻したかった」
2023年01月30日 17時42分アメーバニュース
23歳になる年に若年性乳がんのステージ4であることが発覚したズンタローさんがブログを開設。抗がん剤、ホルモン治療部分摘出、放射線など、さまざまな治療を施し、10年経った現在は2人の子どもを育てながら、当時の出来事や心境を振り返る形でブログつづっている。2022年12月には著者『生きる~人生の主人公になるために、若年性乳がん奇跡の未来~』を出版した。
■悪性腫瘍との結果
22日のブログでは「細胞診で悪性腫瘍との結果が出た」と切り出し、ゴルフボールほどの大きさの悪性腫瘍がリンパ節を包み込むように存在していると報告。「若いというだけで転移スピードが早いというのだ」と付け加えた。「症状やがんの種類によって治療の仕方や薬は人の数だけある」として「必ず治しますから!出来ることは全てやりましょう」と言ってくれた医師の言葉が励みになったとつづった。

■「だめにしてしまった赤ちゃんをどうしても取り戻したかった」
同ブログでは、がんが発覚する少し前に流産を経験したため「だめにしてしまった赤ちゃんをどうしても取り戻したかった」とつづり「それが1番譲れない想い」とコメント。そんな想いと抗がん剤治療に対する不安もあったことから「赤ちゃんが欲しいので抗がん剤はできない」と医師に伝えたところ「そんなことを言っている場合ではない。一刻も早く、今日からでも抗がん剤をやりたいくらいなのに」と言われたことを回想。
隣にいた母親からも「今はあんたが助かることが一番大事!あんたが助からないと赤ちゃんも産めないに決まってるでしょ!」と言われ「そうだ…私が居なくなってしまうと、赤ちゃんが戻ってこられないんだ」とハッとした様子を振り返り、当時「私はそんな当たり前のことにも気が付かなかった」とつづった。