志尊淳インタビュー ふんどしに戸惑うも「菅田くんのお尻が気持ち良くて」

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古屋兎丸原作の同名コミックを実写化した映画『帝一の國』は、総理大臣になり自分の国を作ることを夢みる主人公・赤場帝一が、その夢の第一歩として日本一の超名門・海帝高校の生徒会長を目指す様子を描いた学園コメディ。主役級の若手俳優が集結した本作で、菅田将暉演じる赤場帝一を献身的に支える榊原光明を演じたのが志尊淳。その甘いマスクで女性ファンだけではなく、共演者たちをも虜にした彼が『帝一の國』の賑やかな撮影現場について、そして俳優として"人生をかけて戦うとき"について語ってくれた。


■「男として女性のことは守りたい」

ーー光明を演じることが決まったとき、どう思われましたか?

志尊:強烈なキャラクターだったので、まじか…!と思いましたね。これをどれくらい映画で表現するんだろう、と。でも、衣装合わせをして、みんなで本読みを重ねていくうちに「あ、ここまで振り切るものなのか」というのが見えてきて、迷いがなくなりました。


ーー全力で原作の光明に近づけようと?

志尊:はい。だけど、それだけだと実写の良さがなくなってしまうので、光明という人物が本当に存在しているかのようなリアリティにもこだわりました。


ーーリアリティを出すためにはどんな工夫をされたのですか?

志尊:大袈裟にならない動作であったり、その動作をしっかりと芝居につなげていくというところ。あとは、声のトーンや所作も追求しました。


ーー妖艶な表情で髪をいじる仕草はすごく印象的でした。

志尊:原作でも光明が髪をいじくっている仕草がいろんなところで出てくるんですよ。だから、なるべくたくさんいれたいなぁと思って。そしたら、監督がたくさん使ってくれていたんで、嬉しかったですね。


ーー演じていく中で、光明と共通する部分はありましたか?

志尊:僕も争いごとは好きじゃないです。あんまり自分から争いたいとは思わない。だけど、あんなに可愛らしくはないですね。


ーー共演者の方々も、志尊さんは見た目は可愛らしいけど中身はすごく男前だと。

志尊:確かに甘いものとかは好きなんですけど、多分ルックスが可愛いという印象を倍増させているだけなんだと思います。”女子力が高い”ってニュースになると、仲の良い人たちからはスクリーンショットが送られてきたりしますよ。「淳、女子力高いって言われてるよ(笑)」みたいな意味合いで(笑)。


ーーでは、「男ならこうでありたい」という理想はありますか?

志尊:何に対しても、筋が通っていないことが大っ嫌いなんです。もちろん状況によってはそれを表に出さないときも、周囲に合わせるときもありますけど、筋が通っていないことには「違う」とはっきり言います。自分の中でぶらさない軸というのは男として絶対に持っていたいですね。


ーー恋愛面では?

志尊:男性だから上に立ちたいとかは全くないです。でも、男として女性のことは守りたい。


ーーやはり、男らしく積極的にアプローチされだからり?

志尊:積極的にいきます。ストレートにいきますね。


■羞恥心すらなくなった圧巻のふんどしシーン


ーー映画の中で印象に残ってるシーンを教えてください。

志尊:どのシーンも本当に印象に残っているんですけど、やっぱり太鼓のシーンですかね。ふんどしを履くために毛の処理をしないといけなくて、キャスト全員で剃りあって。もう羞恥心というものがなくなっていました(笑)。


ーーそんな経験、滅多にしないですもんね(笑)。太鼓の練習はどれくらいされたんですか?

志尊:時間がない中での練習だったので、僕は2日とか3日くらいかな?


ーーそれであの完成度!太鼓を叩いたことがあったんですか?

志尊:いや、太鼓の達人くらい(笑)。でも1日4?5時間みっちりマンツーマンで、腕がパンパンになるまでやりました。


ーーいざ、本番でふんどし姿で太鼓を叩いてみていかがでしたか?

志尊:メンバーの前だと全然平気だったものが、エキストラさんやカメラの前になるとすごく恥ずかしくなりました。撮影に入ってしまえば、どんとこいという感じに吹っ切れたんですけど(笑)。


ーー叩きながらも、光明で居続けなければならないというのも大変ですよね。

志尊:そう、そこが本当に大変で。内股で、猫背っぽくしなきゃいけないから、かっこよく叩けない。掛け声も「やー!」じゃなく、「にゃー!」だったり。漫画だとコマが止まっててそれが忠実に現れているんですけど、映像だと流れていくので難しかったですね。


■千葉雄大は日本の俳優の”TOP OF THE可愛い”


ーーSNSでのやり取りからも現場の仲の良さが伝わってきました。「こういうの見たかったでしょ?」シリーズとか…。

志尊:あれは、僕が寝ていたのを周平くんが撮って「こうゆうのがみたかったでしょ?」ってやりだしたのがきっかけだったんです。そしたら、「他の人のもみたい」というコメントをたくさんいただいたので、祥太朗くんがシリーズ化させて。


ーー志尊さんの膝の上でみんなが寝ているなんてこともありましたよね。

志尊:なぜかみんなが膝で寝てきます。周平くんは普段すっごいうるさいのに、膝の上で寝ていると本当に少年みたいに可愛くて…癒されました。


ーー現場では、志尊さんと千葉さんが触られキャラだったと伺いました。

志尊:はい。抱きつかれるし、キスされるし、身体全身さわられるし(笑)。


ーーふんどしのシーンのときは大丈夫でしたか?

志尊:ずっとお尻を触られてましたよ。僕も菅田くんのお尻が気持ち良くて、ずっと触っていました(笑)。


ーー触り、触られ(笑)。

志尊:でも、僕が上半身裸になると祥太朗くんとかには「ちょっと淳、筋肉だめ」って言われたり。


ーーどうゆうことですか?

志尊:ヒロインの芽郁ちゃんとみんなが一緒になるシーンは少ないんですよ。だから、光明という役柄も含め、現場では僕が女の子扱いされていたんです。上半身裸になるとやっぱり筋肉とかがあって男らしく見えちゃうから「淳のふんどしなんてみたくない!」ってみんなに言われて、「いやいやいや、男だし!」って。複雑な気分でしたね(笑)。


ーー本当にみなさんが志尊さんの可愛さに癒されてたんですね。

志尊:だけど、やっぱり千葉くんには敵わないですね。本当に日本の俳優の”TOP OF THE 可愛い”なんで。みんなは新旧だと言ってくれていますけど、僕は全然敵いません。


ーー千葉さんは、例えばどんな可愛いことをしてくるんですか?

志尊:いきなり現場にいて後ろから抱きついてきたりするんですよ。それがすっごくかわいくて!「ああ、こうやっていろんな女性を虜にしてきているんだな…」と思いながらも、ばーちーの可愛さに浸ってました。


ーーそれは可愛いですね。志尊さんはそういうことはあまりしないんですか?

志尊:僕もしますよ、末っ子だから甘えん坊なんです。涼くんとかに結構してましたね。


ーー2人とも可愛いです(笑)。千葉さんは28歳になった今でも制服を着こなしていますが、志尊さんも30歳くらいまで制服を着こなせそうですよね。

志尊:本当ですか?こないだ久しぶりに、家族に会ったら「淳って本当に童顔だね」って話題になって。だけど「気をつけな、童顔は老けるのはやいから」とも言われたんですよ。だからいつが最後になることやら…?まぁ、着れるまでは着たいなと思います。


■「菅田くんのお尻が気持ち良いというのは僕しか知らない(笑)」


ーー帝一役の菅田さんとは、帝一と光明の関係性を出すために何か役作りはされたんですか?

志尊:何かをしようって役作りをしたのは全くないです。菅田くんがご飯に誘ってくれたり、買い物に誘ってくれたりして、一緒にいる時間が増えるようになってから、関係性が自然と見えてくるようになったという感じで。陰ながら支えてもらったというか、菅田くんには背中で引っ張って行ってもらったなという印象ですね。


ーーボディタッチもすごく多かった気がしました。

志尊:あれは、僕があえてしていました。あの短時間の中でも、帝一との関係性をしっかり見せたかったので、ボディタッチや肩に頭をのっけたりは、アドリブでしていましたね。


ーーだからあんなに自然だったんですね。ちなみにバディを組んだ志尊さんだからこそ知っている菅田さんの秘密はありますか?

志尊:お尻がめっちゃ気持ち良いというのは、僕しか知らない(笑)。


ーー相当気持ち良いんですね(笑)。

志尊:あとは、僕の顔を確かめにくることかな。帝一は真面目にやっているんだけど、端から見たら笑えるシーンがたくさんあって、そういうシーンが終わると「淳、どうだった?」って。


ーー感想を聞かれるんですか?

志尊:僕が笑いのツボが浅いということもあり、いまの面白かったのかな?というシーンは、僕が笑うか笑わないかで出来栄えを確認していたらしいです。「淳の反応を見れば分かる」って菅田くん本人も言っていましたね。


■人生をかけて戦うのは「いま」


ーー帝一にとっては生徒会長選挙が「人生をかけて本気で戦うとき」ですが、志尊さんが人生をかけて本気で戦うときはいつですか?

志尊:「いま」ですね。もちろん周りの方のサポートや出会ってきた人の存在というのが一番なんですけど、それと同時に自分自身が1つ1つに真摯に向き合ってきたというのも、今こうやってたくさんの作品に出させていただけることに繋がっているのかなと思っているんです。そのときそのときを、命をかけてやっていかないといけない。1年後に同じ質問をされても「いま」って答えると思いますね。


ーー10年後はどんな役者さんになっていたいですか?

志尊:10年後かぁ。余裕のある役者さんになりたいですね。いまはいろんなことに必死なので、10年後には、余裕のある役者さんになれていたらいいなと思います。


映画『帝一の國』は4月29日(土)より全国ロードショー。

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