東尾理子 ゴルフ界でかかる費用の厳しさ解説「経費は年間1000万」

東尾理子 ゴルフ界でかかる費用の厳しさ解説「経費は年間1000万」

※東尾理子オフィシャルブログより

プロゴルファーの東尾理子(41)が、自身のブログで、プロゴルファーの世界の厳しさについてつづっている。

東尾は、1994年に全米女子アマにおいてベスト8入りを果たし、1999年にはプロゴルファーとなり活躍。現在は、二児の母としてタレント業と子育てとの両立にいそしんでいる。

先日、ゴルフの九州女子選手権の解説を務めた東尾。試合を観戦していると自分が選手として活躍していた頃を思い出すようで、この日も

「自分がアマチュアだった学生の時を思い出しました、、、」

と、懐かしんだ。東尾曰く、ゴルフ界ではプロテストに合格するのは通過点に過ぎず、実はその後の

「プロになって、試合に出られるようになる。
試合に出て稼げるようになる。
試合で生計を立てられるようになる。
そして優勝する。」

までの道のりが本当に大変。というのも、東尾によれば試合にはだいたい108人が出場出来るが、予選を通過出来るのは「50位タイ」。約半分の選手は稼ぎ0円で帰ることになる。

しかもゴルフは個人競技であるため経費は基本的に自分持ち、交通費やホテル代、キャディー代などを合わせ、一試合で安くても20万円はかかってしまい、

「予選を通過出来ないと、20万円以上の赤字です。
今年のLPGA試合数は38試合。
単純計算で、年間760万円、これは凄く安く見積もっているので、一年間を通して試合に出るのにだいたい1000万円くらいの経費がかかります。」

と懐の厳しさを解説した。

またこのような事情から、プロテストに合格して試合に出られる権利を獲得したけれども、試合に出るお金がないというプロ選手も少なくないそうで、今や大活躍中の上田桃子選手(30)も最初はかなり困窮していたそうだ。

「最初はお金を借りたり、スポンサー様を探してお願いしたりして、試合に出場します。
2016年の賞金シードライン(50位)が2000万円。
賞金ランキング70位の選手で1000万円。
トーナメントに出て、賞金で生活出来ているプロは、60人くらいでしょうか」

と厳しい世界であることを赤裸々に明かした一方で、東尾は、

「プロを目指しているだろうアマチュアの選手の活躍を見て、夢は大きく持って欲しい。
けど、現実はとっても厳しい。
だからこそ、今の時間を大切に有効に使って欲しいな、と強く思ってしまいました。」

と、若いゴルファーたちにエールを送っている。

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