薄れる意識の中で「赤ちゃんごめんね…」「コウノドリ」顔負けの出産を明かす芸能人たち

薄れる意識の中で「赤ちゃんごめんね…」「コウノドリ」顔負けの出産を明かす芸能人たち

アメーバオフィシャルブログより

現在放送中のドラマ『コウノドリ』(TBS系)では壮絶な出産シーンが毎回登場し、大きな話題になっている。『コウノドリ』は、漫画雑誌『モーニング』に連載中の鈴ノ木ユウ原作の物語。産婦人科医・鴻鳥サクラが産科医療の現場で奮闘する同作は、2015年に綾野剛主演でドラマ化され、この10月より第2シリーズが放送されている。

『コウノドリ』の壮絶な出産シーンに対して、ネットでは自身も大変な出産だったユーザーが当時の思い出を語る声は多く、いかに出産が忘れられない経験であるかがうかがえるが、芸能人も自身の壮絶な出産エピソードをしばしばブログで紹介している。

例えば「Sサイズモデル」として知られる三喜本恵美は2017年6月、「1万人に1人と言われています」という胎盤癒着になったことをアメブロで報告。出産自体は安産だったが、出産時の様子について、「産後5分で先生達に異変が…病院中の医師が続々と集まり…点滴が6本に」「大量に血液が体外へ流れ出ていく感じがし意識が朦朧と…」と尋常ではない様子を明かし、当時の心境を「出血多量でショック死したら父子家庭で大丈夫かな? 赤ちゃんごめんね…」と生々しくつづっている。

また、お笑い芸人のビビる大木の妻で歌手のAKINAは、胎盤の位置が低かったため、自己血輸血をした挙句、「まさかの出血→緊急入院→陣痛→帝王切開を味わいました」と、こちらも不測の事態を体験。また先日第3子の妊娠を東尾理子もつわりが酷く、栄養失調に陥ったことを報告している。

このような出産時のブログに共通するのは、彼女たちがどこまでもありのままにつづっている点である。出産後の疲れきったすっぴんや出血の様子、痛みなど、どこまでも生々しい産みの苦しみを、華やかな芸能界で暮らす彼女たちがブログで公開する理由とはなんなのだろうか。

理由の一つとしては、芸能人である彼女たちにとっても、出産は大きなライフイベントであり、後で読み返せる形で残すためだろう。実際に一般人でも、出産時にツイッターで破水や陣痛の様子を実況しつつも、産後に改めてブログで出産のレポートを書くブロガーも多い。

もう一つは、同じ境遇の読者に向けて伝えたいという思いもあるようだ。妊娠や出産を経験した女性芸能人のアメブロのコメント欄には、同じ境遇にある女性や先輩ママから、共感やエールの書き込みのほか、自身の体験や細やかなアドバイスも寄せられている。芸能人が一方通行で情報を発信するのではなく、読者との、さらには読者同士のコミュニケーションが成立しているのだ。

 こういった経験をブログで告白するのは、読者への無事の報告という側面もあるだろうが、上述の三喜本は「誰かの為にでもなれば」とつづっており、壮絶な体験を包み隠さず書く意義は、そのあたりにあるようだ。