平山浩行、40歳でも尽きない向上心 「まだちょっと殻を破り切れていない」

平山浩行、40歳でも尽きない向上心 「まだちょっと殻を破り切れていない」

平山浩行、『隣の家族は青く見える』インタビュー クランクイン!

 ドラマや映画への出演が途切れることのない実力派俳優の平山浩行。昨年10月に40歳を迎え「過去にないニュアンスで芝居の幅を広げていけたら」とさらなる高みを目指す。

 18日にスタートするドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)では、コーポラティブハウス(入居希望者が組合を結成し、その組合が事業主となり、土地の取得や建設業者の手配までを行う集合住宅)に住むバツイチのスタイリスト川村亮司を演じる。ちょっとチャラいが、仕事はでき、婚約者である杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)と結婚に向かって準備中という役柄だ。

 「コーポラティブハウスという仕組みは、僕もこのドラマのお話をいただいて、初めて知ったのですが、設計などにも関われるというのは面白いなと思いましたね」と笑顔を交えて語っていたが、一方で「いまの世の中って、なかなか近所づきあいというのがなく、関係性も希薄なところが多いのですが、こういった形式だと、いやが応でも距離感は近くなりますよね。その意味で大変な部分も出てくるとは思います」と率直な意見も。

 「住む人の相性によって生活環境は大きく変わってきますよね」と語った平山。本作では、深田恭子、松山ケンイチ扮する五十嵐家をはじめ、個性的なカップルが同じハウスの住民となるが「真飛(聖)さんと野間口(徹)さんの小宮山家は、ある意味でリアルであり、(真飛演じる)深雪さんのキャラクターがすごいので注目です」と見どころを語る。初共演となる高橋については「僕らは基本的に仲が良いカップルなので、初日からベタベタするシーンが多かったんです。最初はやや遠慮気味でしたが、メアリージュンさんが、あまり壁を作らない方だったので、すごく自然にお芝居ができました」と相性は抜群のようだ。
 
 本作は、脚本家・中谷まゆみによるオリジナルストーリー。「これまでいろいろな作品に携わっていますが、オリジナルって先がまったくわからないので、演じている僕らも、次がどうなるのか楽しみなんです。回が進むにつれて、いまのキャラクターが真逆になったりするかもしれない。原作ものより自由度も高いので、新鮮な気持ちが、お芝居のなかに落とし込めればいいかなと思ってやっています」と視聴者と同じ目線で作品に臨んでいるという。

 2018年、本作でスタートを切る平山。昨年10月には40歳を迎えたが「ある種、節目の年ですよね。これまでいろいろな作品をやらせていただきましたが、まだちょっと殻を破り切れていないという感覚があるんですよね」とつぶやく。「もっと思い切ったお芝居というか…これまでなにか心に思っても腹のなかでグッと堪えるような役柄が多かったのですが、ストレートに感情を表現したり爆発させたりするような表現もみせていきたいですね」と笑顔をみせる。

 続けて「お芝居って難しい。僕まだ15〜16年しかやっていませんが、デビュー当時は、緊張のなか、ただ思い切り演じていただけなのですが、年を重ねるごとに、クオリティを含め、求められることは多くなっていくので、進化していかなくては視聴者に飽きられてしまう。やっぱり『平山くんって面白いよね』って言われるようになっていかないとダメだと思うんです」と向上心は尽きない。

 さらに「35歳ぐらいから運動をする習慣がパタッと止まってしまったんです」と苦笑いを浮かべると「ジムに行ってもサウナだけ入ることもあるんです。40代になると食べたものはそのまま体についてきてしまうので、しっかり運動をして、体力維持をしていかないと。動ける40代になりたいです」と抱負を語ってくれた。(取材・文・写真:磯部正和)

 木曜劇場『隣の家族は青く見える』は、フジテレビ系にて1月18日より毎週木曜22時放送(初回15分拡大)。

関連記事(外部サイト)