A・ヴィキャンデル、原作の世界に心酔『チューリップ・フィーバー』

アリシア・ヴィキャンデルが主演作『チューリップ・フィーバー』と自身の役柄を語る

記事まとめ

  • 『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』にアリシア・ヴィキャンデルが主演
  • 原作は、「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という思いから生まれた小説
  • 原作を読んだ際にアリシアは「巨匠の絵画のよう」と、その美しい世界に心酔したという

A・ヴィキャンデル、原作の世界に心酔『チューリップ・フィーバー』

A・ヴィキャンデル、原作の世界に心酔『チューリップ・フィーバー』

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』に主演するアリシア・ヴィキャンデル(C) 2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 女優のアリシア・ヴィキャンデルが主演を務める映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』より、アリシアが自身の演じた役柄について語ったインタビューが到着した。

 本作は、「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」というデボラ・モガーの思いから生まれた世界的ベストセラー小説を、映画『ブーリン家の姉妹』のジャスティン・チャドウィック監督のメガホンと『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞脚本賞を受賞したトム・ストッパードの脚本で実写映画化したもの。

 舞台は、チューリップが高値で取引された、“世界最古の経済バブル”と言われる「チューリップバブル」の渦中にある17世紀オランダ。修道院で育った若い女ソフィア(アリシア)と、彼女と年の離れた夫で裕福な商人コルネリス(クリストフ・ヴァルツ)、夫婦の肖像画を描く若い画家ヤン(デイン・デハーン)の運命が交差するさまを描く。

 アリシアはフェルメールの傑作絵画『真珠の耳飾りの少女』をオマージュした衣装や、フェルメール・ブルーのドレスをまとい、清楚だが身の内に熱い想いを秘めた女性を体現。なかなか跡継ぎを授からず焦る日々を過ごす中、ヤンと恋に落ちる役どころを演じる。

 原作を読んだ際、アリシアは「感覚や音、香り、そして当時のオランダの風景が数々の巨匠の絵画のように彩り豊かに表れていた」と、その美しい世界に心酔したという。そしてソフィアという役について、「(若くして裕福な商人と結婚することは)17世紀のオランダの女性にとっては幸せなことよ。でも彼女は自分らしく振る舞うチャンスを与えられたことがなく、カゴに入れられた鳥のような感じだった。人生を楽しんで愛を探すといった機会を与えられたことがなかった」と語る。

 続けてアリシアは、「コルネリスは、ソフィアにとってすごく大事に思っている人生のパートナーであり、何より彼を本当に愛しているのよ。ヤンが自分の前に現れた時も、彼女は関係を持とうとは思わなかった。というのも彼女はキリスト教の教えで育っており、愛する夫がおり、何かのためにその生活を投げ出そうとは思わなかったからよ」と指摘。

 その上で、ソフィアが“許されない恋”に突き進もうとすることに対し、「三角関係となったのは、愛するヤンと一緒にいたいと思い、夫との生活の板挟みになったから。彼女はコルネリスを愛しているんだけれども、彼女は若く、本当の恋愛経験がない若い女性だったのよ。誰でも最初の時は、自分の気持ちをコントロールすることなんてできないんだと思うわ」と理解を示している。

 映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』は10月6日より全国公開。

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