ポール・ダノ初監督作品『ワイルドライフ』、予告編&場面写真解禁

ポール・ダノ初監督作品『ワイルドライフ』、予告編&場面写真解禁

『ワイルドライフ』メインカット(C)2018 WILDLIFE 2016,LLC.

 映画『スイス・アーミー・マン』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などで知られる俳優のポール・ダノが初監督を務め、キャリー・マリガンとジェイク・ギレンホールが夫婦役で共演する映画『ワイルドライフ』より、日本版予告編、ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。

 ポールの初監督作品となる本作は、ピューリッツァー賞作家リチャード・フォードの小説を原作に、壊れゆく家族の姿を14歳の息子の心情を通して描く、切なくも優しい物語。

 1960年代、カナダとの国境にほど近いモンタナ州の田舎町。14歳のジョーは、ゴルフ場で働く父ジェリーと、家庭を守る母ジャネットの1人息子。新天地での生活がようやく軌道に乗り、睦まじい両親の姿をジョーが安堵の面持ちで眺めていたのもつかの間、ジェリーは職場から解雇され、山火事を食い止める出稼ぎ仕事に旅立ってゆく。残されたジャネットとジョーは働くことを余儀なくされ、母はスイミングプール、息子は写真館での職を見つけるが、生活は安定しない。やがてジョーは、優しかった母が不安と孤独にさいなまれ、生きるためにもがく姿を目の当たりにする…。

 予告編は、「14歳だったあの頃、僕はまだ、父さんの苦しみも、母さんの悲しみも何も分からずにいた」というジョーのナレーションからスタート。「父さん、また仕事やめたの?」と問いかけるジョーに、「心配ないわ。プライドの問題よ」と答えるジャネット。「男には挑戦しなきゃならない時がある。分かるな?」とジョーに言い聞かせ、山火事を食い止める仕事に向かっていくジェリー。父ジェリーの失業を機に、家族がゆっくりと崩れていく様が描かれる。

 その後は、ジャネットがセクシーなドレスに身を包み浮気に走ってしまう姿や、ジェリーと口論し「あなたは逃げてるだけ!」と言い放つ姿、さらに「他の道があるなら教えて。やってみるから」と息子の前で大粒の涙を流す姿が映し出される。最後は「僕は2人から、人生のすべてを学んだ。そして僕も、大人になることができたんだ」というジョーのナレーションが流れ、カメラを構えるジョーの前で、ジェリーとジャネットがきこちなくほほ笑む場面で映像は幕を閉じる。

 ポスタービジュアルは、父を演じるギレンホールと母を演じるマリガンが腰掛けて見つめ合う姿を捉えたもの。2人の間に空席を挟む微妙な距離感が、劇中の夫婦の関係性を表すビジュアルとなっている。

 併せて解禁された場面写真は4点。息子と会話するジャネットの姿や家族で和やかに過ごす姿のほか、ジャネットがジェリーの頬に手を添える場面、ジェリーとジョーが固く抱擁する姿が写し出されている。

 映画『ワイルドライフ』は7月5日より全国順次公開。

関連記事(外部サイト)