芦田愛菜『海獣の子供』、映像美と久石譲の音楽に魅了される予告編解禁

芦田愛菜『海獣の子供』、映像美と久石譲の音楽に魅了される予告編解禁

『海獣の子供』劇場ポスタービジュアル(C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

 女優の芦田愛菜が声優を務めるアニメ映画『海獣の子供』の予告編が解禁された。海の静けさと荒々しさを紡ぎ出す久石譲の音楽に乗せ、突然巨体を現すクジラや海中の映像美に、これから始まる海洋冒険ミステリーへの期待が高まる映像となっている。

 本作は、第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した漫画を映画化。主人公・琉花の声を芦田が演じる。監督は渡辺歩、アニメーション制作を映画『鉄コン筋クリート』のSTUDIO4℃が手掛ける。音楽は久石譲が担当。

 自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、夏休み初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。母親と距離を置いていた彼女は、長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所を失うことに。そんな琉花が、父の働く水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽にたたずんでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”と出会う。

 明るく純真無垢な“海”と何もかも見透かしたような怖さを秘めた“空”。琉花は彼らに導かれるように、それまで見たことのなかった不思議な世界に触れていく。三人の出会いをきっかけに、地球上ではさまざまな現象が起こり始める−。

 予告編では、冒頭の迫力あるザトウクジラの姿や「海で起きるほとんどの事は、誰にも気づかれない」というテロップにも目が止まり、海について人間が知ることができる事象はどのくらいあるのか、物語の展開に期待が高まる導入になっている。そこから主人公・琉花の夏休みの始まりへ。琉花とジュゴンに育てられた少年「海」と「空」との出会いや、彼女が幼い頃に体験した不思議な思い出のシーンも描かれる。前半は浜辺の静けさを、後半は海の荒々しさを表現したかのような久石の音楽に乗せ、3人の出会いをきっかけに始まる海洋冒険ミステリーの一端を垣間見ることができる。

 音楽を担当した久石は「全編を通してミニマル・ミュージックのスタイルを貫いたので、映画音楽としてはかなりチャレンジをしたと思います。宇宙の記憶の息遣い、生命の躍動感など観る人のイマジネーションを駆り立てる作品です。音楽と映像によって観る人の感覚が開放されて楽しめることを期待します」と話している。

 映画『海獣の子供』は6月7日より全国公開。

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