生前密着取材を敢行! ドキュメンタリー映画『“樹木希林”を生きる』公開決定

生前密着取材を敢行! ドキュメンタリー映画『“樹木希林”を生きる』公開決定

映画『“樹木希林”を生きる』ポスタービジュアル(C)NHK

 昨年9月死去した女優・樹木希林さんに生前密着取材したドキュメンタリー映画『“樹木希林”を生きる』が、10月4日より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。

 本作は、樹木さんが死去した直後の昨年9月にNHK総合で放送され、反響を呼んだ同名のドキュメンタリー番組に、未公開映像を加えて再編集したもの。1年間にわたる長期密着取材から見えてくる家族との複雑な関係や、歯に衣着せぬ物言い、周りの人々に見せる細やかな気遣い、あふれ出るユーモアなど、樹木さんのさまざまな側面を浮かび上がらせる。語り・撮影・監督は木寺一孝。

 死期を覚悟したからなのだろうか、「4本の映画に密着すれば何とかなるわよ」と樹木さんへの1年間の長期取材が許された。ルールは一人で取材すること。ディレクターを家まで自家用車で迎えに行き、撮影現場までの間、自ら運転し語り続ける。現場ではスタッフでも、監督でも言いたいことはちゃんと伝え、一つ一つの映画と、役柄と向き合っていく。取材も半年が経過し、少しずつ身体に不調が見えてきた頃、「あなたはこれをどうしようと思っているのよ?」と樹木さんはディレクターに問いかける…。自分らしく、どう人生を終えるのか。誰もが迷うこの問いに、自分にカメラを向けさせながら答えを出そうとしているようにさえ思える。仕事、家族との関係、そして大切にしていた日々の暮らし。“樹木希林”の最後の日々を追う。

 予告編は、樹木さんがディレクターに出演料を尋ね、金額を示されると「いやあ、安いなあ」とあきれる場面から始まる。メイクの際に自分のしわを見つめ、「いいねえ、このしわ。みんな伸ばそうとするけど、せっかくできたしわだから、もったいないじゃない」と語る樹木さん。カメラに見せたエックス線写真では、がんが全身に転移している。「未熟なまんまで終わるもんですねえ。っていうのも、また良し」と淡々と語る表情など、自分と向き合いながら最後の日々を生きる姿が映し出される。

 映画『“樹木希林”を生きる』は10月4日より全国公開。

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