チープな展開にウンザリ……錦戸亮・日テレ『ウチの夫は仕事ができない』の脚本が酷すぎ!

チープな展開にウンザリ……錦戸亮・日テレ『ウチの夫は仕事ができない』の脚本が酷すぎ!

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 関ジャニ∞・錦戸亮主演のハートウォーミングお仕事ホームコメディ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)の第5話。平均視聴率は前回から1.4ポイントダウンの8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、自己最低となってしまいました。

 いろいろ粗はあるものの、筆者は今クールでは同作を一番楽しみにしていたんです、第3話までは。錦戸くんの演技とか最高だし。しかし、前回はチープすぎる脚本にがっかり……(前回のレビュー http://www.cyzo.com/2017/08/post_33862.html)。

 今回は開始当初のワクワク感を得られるでしょうか? あらすじを振り返ります。

■もはや絶対失敗しない司

 あれ? オープニングタイトルが変わってる。これまで、劇中の司(錦戸)のしょんぼり顔や寝顔の横にタイトルが表示される仕様でしたが、今回は司と妻・沙也加(松岡茉優)の出会いのシーンを彷彿とさせる映像にリニューアル。さらに、以前の『奥様は魔女』をパロッた感じのロゴも、真面目なファンタジー作品のようなフワッとしたロゴに変更されていました。もはや司が普通に「仕事ができちゃう」キャラのため、オトボケ感溢れるロゴは「合わない」と判断されたのでしょうか?

 さて、今回のクライアントは、「60歳以上の高齢者に万年筆を売りたい」という老舗文房具メーカー。第1制作部が一丸となってプレゼンへ向けて準備する中、司はプレゼンで流す高齢者のコメント動画撮りを命じられます。

 早速、高齢者が集まるサークルなどを訪ね、万年筆について語ってもらう司。しかし、そこで見たのは、スマホやタブレットを使いこなす老人たちの姿。「なんかあったらメールだよ」「万年筆なんて使わないもんなあ」といった使えないコメントしか集まりません。

 この状況を土方チームリーダー(佐藤隆太)に報告するも、「でもな? スポンサーは(高齢者に)売りたいんだよ」「どういうコメント撮ってくるのがお前の仕事か、わかるよな」と促されてしまいます。これって、テレビ業界の自虐ネタですかね?

 あくる日、老人に「万年筆はいいものです」と言わせるも、「こういうのってヤラセじゃないのぉ?」と老人たちに笑われてしまう司。しょんぼりしながら帰ろうとすると、「これ、君のじゃないの?」と落とし物の1万円札を差し出すおじいさんが。司の落とし物ではないため、「皆さんの中に、お金を落とされた方はいませんか?」と老人たちに声をかけると、あっさり落としたおばあさんが見つかります。

 その後、トボトボと道を歩いていると、偶然、万年筆を使っている大学生に遭遇。司が声をかけると、「流行ってるんですよ」「スルスル書けるし、英語の授業で使ってる人、結構います」とのことです。

■不思議ちゃんだった沙也加

 その晩、沙也加は中学時代にプレゼントされたという万年筆と、「私がこの万年筆を使って初めて書いた手紙」なるものを司に渡します。手紙には「末永くよろしくお願いします。何年も、何十年も、私と一緒に、歩んでください」と書かれており、沙也加いわく「万年筆さんへのメッセージ」なんだそうです。さらに沙也加は、「最近ねえ、若い人でも万年筆使ってる人、私よく見るよ」と司に伝えます。

 真顔で「万年筆さんへのメッセージ」と言ってのけた沙也加ですが、沙也加って妄想癖はあっても、決して不思議ちゃんではないと思ってたんですよ。しかし、不思議ちゃんってことになると、夫婦間の絆を描く描写の意味合いも薄れますし、そもそも根っからの不思議ちゃんなんていないと思ってるし……。これまで積み重ねてきた沙也加の“良い嫁像”が、ただ“ぶってるだけ”に見えてきました……。

 プレゼン当日、文房具メーカーの会長の席には、1万円を拾ったおじいさんの姿が。司に気付いた会長は、いきなり「正直者の君の意見が聞きたい」と意見を求めます。

 そこで司は、正直に「私は、若者をターゲットにしたらどうかと思います」と提案。さらに、沙也加の「万年筆さんへの手紙」を会長に見せ、「キャッチコピーにこういうのはどうでしょうか?」とぐいぐいです。

 ターゲットを覆す大胆な意見に、メーカーの幹部たちがザワつく中、会長は「ここには、未来があります。土方さん、こちらの方向で進めていただけますか?」と好意的。結局、若者をターゲットにした販促に変更され、プロジェクトは振り出しに戻りましたとさ。

■はあ……

 はい、そんな感じの第5話でしたが、は〜〜……。この万年筆メーカー、大手っぽいけど、マーケティングしたことないの? そんなメーカーある?

 それに、仕事中の大人が、老人から1万円ネコババしないだろう、普通。なんで司以外はネコババする前提で話が進んでいくの? なんなの? バカなの?

 第3話まではワクワクしたんですよ。なのに、なんでこんなに安っぽいドラマになっちゃったのでしょうか? あと、もう司はもう、「仕事ができる」ってことでいいんですよね? 司は今回も、後輩の田所(Hey! Say! JUMP・薮宏太)からコピー用紙の補充を頼まれたり、お荷物社員を意味する「ニモちゃん」と呼ばれたり、ドラマの最後に沙也加の「うちの夫は仕事ができない、でも、愛に溢れた人だ」っていうナレーションが入ったり、そもそも『ウチの夫は仕事ができない』ってタイトルだったりしていましたが、もう違和感しかないので、そろそろ止めてほしいです。

 さてさて、気を取り直して、次回はなんと、みんな大好き袴田“APA不倫”吉彦の登場ですよ〜。何やら、ルール至上主義の経理部社員を演じる模様。次回こそは期待できそう!?
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

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