悲痛……! SHINee・ジョンヒョンの悲報に「死んでない!」投稿連打したファンの想い

悲痛……! SHINee・ジョンヒョンの悲報に「死んでない!」投稿連打したファンの想い

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 韓国の5人組グループSHINee(シャイニー)のメンバー、ジョンヒョンが12月18日に自殺したとの衝撃のニュースが届いた直後、ファンの間では「死んでいない」という話が広まり、混乱をきたした。

「死亡はデマです。公式発表がないし、記事は事実を把握してない伝聞です。冥福を祈ったりしないようお願いします」

「いま彼は戦っています。病院も死亡宣告はしてないので、ファンなら絶対戻ってくると信じるべきです」

 これらは心肺停止状態となった死亡ニュースが流れた直後のTwitterなどSNSで見られたファンの叫びの一部で、ジョンヒョンの死を誤報だとする呼びかけがあった。

 韓国メディアがジョンヒョンの病院搬送を最初に伝えたのは19時すぎあたりで、ソウル市内の高級集合住宅で倒れているのが発見されてから約1時間後だった。周囲には練炭を使用した形跡があり、病院に搬送されていたが、すでに心肺は停止。

 自宅のあるチョンダムドンは、高級レストランやブランド店のほか、芸能事務所も多い韓流スターの生活拠点となっているセレブなエリア。ここは筆者も9月に取材したばかりだが、そこで知り合った現地記者に聞くと、すでに20時過ぎには現地報道陣が現場周辺に殺到しており、「死亡」は確定していたという。

「ジョンヒョンが夕方、姉に自殺をほのめかすメールを送っていて、警察が出動していたんですが、搬送先が現場から2駅先ぐらいにある建国大学病院であることが伝わり、そこにも記者が殺到していました。所属事務所の人がそこで『ジョンヒョンは日ごろからうつ状態になることが多かった』という話をしていましたが、回復の見込みはゼロということでした」(同記者)

 この過程で多数の死亡報道があったが、一部ファンは22時が過ぎても「死んでいない」を悲痛に繰り返していた。

「病院前は記者がたくさんいて、公式発表もないのに不確かな情報をメモしまくっている」

「マスコミは勝手にジョンヒョンを殺している。緊急治療室で処置されている最中なのに」

 23時台の日本のテレビ報道でも死亡ニュースは伝えられたが、これにもファンから「フェイクニュース確定」との見方が飛んだほど。根拠の多くは「公式発表がない」というものだったが、実のところ公式発表が出るのは最前線のマスコミが知るよりも遅いことが多く、これが正確な第一報となるわけでもない。ただ、ファンの叫びはそれを信じたくない気持ちがやり場のない憤りとなってメディアにぶつけられたのだろう。

 深夜から翌朝にかけて、この「死んでいない」の想いは急速に鎮静化。遺書も公開され、「僕を蝕んでいった憂鬱に飲み込まれ、僕はそれには勝てなかった」「僕は逃げたかった。僕から。君から」「なぜ死ぬのかと聞かれれば疲れたからだと言う」「世間に知られているのは僕の人生ではなかった」(一部要約)などの悲痛な文言が伝えられた。

 ジョンヒョンは08年にSHINeeのメンバーとしてデビュー。歌唱力の高さからメインヴォーカルを務め、その後は自ら楽曲も手掛け、他の歌手に楽曲を提供したりソロ活動を始めたりしていた。溢れる才能で日本での人気も高め、死の3日前に東京ドームなど4公演が発表されていた。事務所は「デマや憶測報道は控えていただけますよう、懇切お願いいたします」と異例の通達。現地記者は「これはマスコミの死亡報道やファンの『死んでいない』騒動ではなく、一部で出ている死の原因に関するウワサに対するものでしょう。早速、韓国芸能界の闇だというニュアンスの話が出ている」とした。

 過去、カート・コバーンら絶頂期に命を絶った人気ミュージシャンには、絶大な人気を得ながら孤独感が消えず、世間でのスターとしての立場と実像のギャップに悩んだ者も少なくない。自殺の真意を他者が100%知るのは不可能だが、ジョンヒョンの遺書からはそれに近いものが読み取れた。

 SHINeeではこのほか、メンバーのオンユが夏に強制わいせつで逮捕され、活動を自粛中。ファンにとっては辛すぎる数カ月間となっている。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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