好角家・やくみつるに相撲界内外から批判噴出!「めんどくさくなる」「“厄”みつるに改名しろ」

やくみつる氏に"厄病神"説 朝青龍氏や白鵬、日馬富士など大相撲について"物言い"

記事まとめ

  • 大相撲に厳しく口出しする漫画家のやくみつる氏に"厄病神"説が飛び交っているという
  • 横浜DeNAベイスターズの関係者によると、やく氏は一度嫌うと延々批判を続けるとのこと
  • 角界関係者も「あの人は極端な懐古主義なので、昔からモンゴル人力士が大嫌い」と話す

好角家・やくみつるに相撲界内外から批判噴出!「めんどくさくなる」「“厄”みつるに改名しろ」

好角家・やくみつるに相撲界内外から批判噴出!「めんどくさくなる」「“厄”みつるに改名しろ」

『つぶやくみつる』(自由国民社)

 大相撲に厳しく口出しする漫画家のやくみつるに“厄病神”説が飛び交っている。

「あの人に絡まれると、なんでもめんどくさい方向にいくから、大相撲は大変だよ。“厄”みつると呼ぶべき」

 こう話したのは、かつてやくがファンを公言していたプロ野球・横浜DeNAベイスターズの関係者だ。球界では、選手の好き嫌いが激しいやくに一度嫌われると、何かと漫画にしつこく描かれ、さらにワイドショーなどで批判されて大変だという認識があるという。

「昔、やくさんは嫌いだった元巨人の栄村忠広さんをホラー映画になぞらえて、背番号『666』のダミアン栄村と名付け、他人にわざわざ嫌がらせをする性格の悪い奴みたいに漫画でしつこく描いていました。そうした陰湿な嫌がらせがプロ野球関係者の間でトラウマみたいになっているんです。ベイスターズについても、DeNAがTBSから買収し、承認されたとき、やくさんは延々とDeNA批判を続け、あげく『30年来の横浜ファンだったけど、親会社が変わるまでファンをやめる』とまで宣言していました」(同)

 当時のやくは、DeNA嫌いの理由を「携帯電話向けゲームの存在自体を認めない。どれだけやっても何も得るところがない。そんな事業で儲けたあぶく銭は野球に注ぎ込んでもらわなくて結構」としていたが、さすがにこれはファンから「偏見がありすぎ」との反論も多かった。結局、やくは変わらずベイスターズファンを続けているため、関係者はやくを「問題を炎上させただけの厄病神」としている。

 同じようなことは、複数の角界関係者も話している。

日馬富士が問題を起こしたのは確かだけど、詳細もわかっていない一報の時点で『引退すべき』と言ったのがやくさん。それで暴行問題が引退ありきの話になって広がった」

「あの人は極端な懐古主義なので、昔からモンゴル人力士が大嫌い。朝青龍の問題のときも連日、旭鷲山の情報を鵜呑みにして伝えていたテレビ朝日の情報番組で、毎日のように叩いていた。その矛先がいま白鵬、日馬富士になっている」

 角界の問題が世間から責められている最中とあって、角界関係者の声を潜めた“恨み節”は広くは支持されないだろうが、関係者のひとりは「やくさんがよく語る『白鵬は日本人が期待する横綱ではない』という品性への注文も、それを言い出せばなんでも責めることができる」とも言う。

 この点について、格闘競技全般に詳しい元格闘家のジャーナリストの片岡亮氏も「一理ある」とする。

「今回の問題は表面的なものだけ責めると、横綱の暴行と、それの対処という話になりますが、そもそも日本の競技に海外から力士を呼び入れて、外でジャージを着るなとか、無理な生活態度まで強いているのは人材不足だからで、なぜそうなるかといえば、軍隊式の旧時代的な上下関係の世界など、日本の若者に魅力的ではないから。部屋制度はスポーツとしてみれば生活の面倒まで見る非効率なもので、ボクシングのようにジム制度にして会費を取った方が健全なんです。世界でも類を見ない超重量級の格闘家を集めて共同生活をさせればストレスも多く、生意気な若手にガツンとやることも出てきてしまう。上下関係間での暴力は、それが起こる背景を維持するのか改めるのか、そういう根本的な議論もあるべき。品性への批判は力士でなくても問われる話なので、横綱らしくないという意見は浅い議論になってしまう」

 ただ、片岡氏は部屋制度を維持しなければならない側面が大相撲にはあるという。

「ひとつは秘密主義。大相撲は歴史上かなり特殊な性質があって、優勝決定戦や総当たり戦など、スポーツ競技の側面が強くなったのは近代の話。基本ルール化ではプロボクシングより歴史がずっと浅いんです。大相撲のルーツは武装戦術を宮中行事にした演武的なものだったので、それが八百長的な部分につながり、密室性がないと成り立たないところがあります。そのため、スポーツ性で見ると問題が起きやすく、そもそも体重無制限や1場所15日制も無理があるんです。もうひとつ、部屋制度は一部の親方にとって都合の良いセカンドキャリアになるというカネの問題があります。こういうのを許容しているのに、別の部分だけ批判するのはおかしいです」

 スポーツから芸能まで、何かとご意見番として出てくるやくだが、好き勝手な“物言い”をすればするほどコメンテーターとしての出演料は稼げる。ただ、その論調がなお問題をややこしくさせている一因であるのだとすれば、確かに“厄”みつるだ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

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