坂口健太郎主演『イノセンス』、中途半端すぎる作りで“ただイケメンを愛でる”ドラマに……

坂口健太郎主演『イノセンス』、中途半端すぎる作りで“ただイケメンを愛でる”ドラマに……

『イノセンス〜冤罪弁護士〜』公式ホームページより

 坂口健太郎主演ドラマ『イノセンス〜冤罪弁護士〜』(日本テレビ系)の第1話が1月19日に放送され、初回平均視聴率8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 今期は各局でリーガルドラマが放送されていますが、その中で、初回は二桁を切ってしまうというワーストスタートとなってしまいましたが、肝心のストーリーはどうだったのでしょうか?

 ではでは、早速あらすじを振り返っていきましょう!

■3年で5件……最強の冤罪弁護士!

 保駿堂法律事務所に所属する弁護士・黒川拓(坂口)は、冤罪弁護を積極的に受け、何度も冤罪判決を勝ち取っている人物。やり手弁護士ではあるが、私生活は事務所の倉庫で生活。「だらしない」と新人弁護士・和倉楓(川口春奈)に毎日注意を受けている。

 そんな彼に自宅に放火した罪で起訴された被疑者・阿蘇重雄(吉田栄作)の妻・恵美子(中島ひろ子)から依頼が舞い込む。恵美子の話では、重雄は取り調べで自白を強要されてしまい、無実の罪で起訴されたという。

 拓は冤罪を証明するために、現場や調書からヒントを見つけていき、決定的な証拠を見つける……、といったストーリーでした。

■弁護士ドラマとしても推理ものとしても中途半端!

 1話を見て思ったことは、『リーガル・ハイ』と『ガリレオ』(ともにフジテレビ系)と『99.9』(TBS系)を足して3で割った感じだなと。人気ドラマのいい要素を詰め込んだってところでしょうか。

 ですが、全体的に中途半端なんです。『リーガル・ハイ』のように勝つためなら手段を選ばないぶっ飛んだ弁護士でもなく、『99.9』のようなクスッと笑えるコメディー要素もないない。その上、『ガリレオ』のように冤罪を証明するために科学実験をするんですが、その前に、真実となるシーンがなく(強要された自白の回想シーンはあるんですが)、視聴者が推理しようにもできない。

 ただ、単に坂口のかっこいい姿だけを見せつけられている感じで、楽しみようがないというか……。弁護士ドラマというよりも坂口ファンのための坂口を愛でるドラマといった方がいいし、コアなファン向けに作りすぎたために、一桁スタートとなったのでしょうね〜。正直、坂口ファン以外は苦痛。今後視聴率が上がることはそうないかなと思います。

■温泉地を名字に使っているけど……なんで?

 すごく疑問に思ってしまったのが、登場人物たちの名前が全員、温泉地なんです。湯布院に秋保、阿蘇に別府、登別……。温泉の素の名湯シリーズのようで(笑)。こ、これは、一体な〜ぜ〜……。これは弁護士となんの共通点が? さっぱりわかりません。

 じゃあ、このちょっとした面白(?)小ネタが、ネットで騒がれているのか思ったら、別に「あ〜、温泉行きたくなった」といった声だけ。別に騒がれてもいない。正直、さむいです。(温泉地名なのに、みんな湯冷めしてますけど……)

『99.9』みたいな話題になる小ネタを加えたいなら、坂口の彼女と噂されている高畑充希にまつわる何かを入れるとか、川口春奈のスポーツ選手好きを表す何かを入れるとか、そういうことぐらいしてほしいですよ(笑)。

 全然、笑えない小ネタは今後入れないでください。

■低視聴率俳優と女優がメインキャストって……

 坂口といえば、これまで出演するドラマが軒並み低視聴率を記録し、“数字を持っていない”若手俳優の一人。また、川口も同様。同じ事務所の杉咲花と志田未来が出演している『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)の方が好調で、明暗分かれている人物です。

 そんな二人が主役どころということで、放送前から「大丈夫?」なんて言われていたんですが、案の定ヤバイという結果に(笑)。

 元々、この枠はジャニーズタレント御用達枠だったんですが、今回はジャニーズ一切出演しないだけに、挑戦した感はありますが……。メインどころのキャスティングがあまりいいとはいえず……。やる気ありますか? これ(笑)。

 でも、ゲスト出演はめちゃくちゃ豪華なんですけど(笑)。そこに力使いすぎて、ちょっと何がしたいのかわかりません(笑)。

 メインどころがこれじゃ、この先不安が続くでしょう。

以上1話のレビューでした。

 次回はコンビニ強盗事件がテーマ。今回の放火事件も実際にあった事件だったので、2話もそうなのかと思います。また、ゲストに仙道敦子に山田裕貴という豪華さ。正直、もう、そこしか楽しめません〜(笑)! 2話もそれなりに期待して放送を待ちましょう。

(どらまっ子KOROちゃん)

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