本田圭佑の“ビジネスパートナー”詐欺事件発覚……「本業」不振で晩節を汚し続けるワケとは

本田圭佑の“ビジネスパートナー”詐欺事件発覚……「本業」不振で晩節を汚し続けるワケとは

本田圭佑オフィシャルWEBサイトより

 本業のサッカー選手だけでなく、起業家や教育者としての“肩書”を掲げるサッカー元日本代表の本田圭佑だが、欧州のサッカーシーンから離れ、豪Aリーグのメルボルン・ビクトリーFCへ移籍するなど、選手としてのピークが過ぎたとの声がもっぱらだ。そのせいか、話題になるのはハリウッド俳優のウィル・スミスとベンチャーファンドを立ち上げたり、カンボジア代表の実質的な監督に就任したりと、本業の選手活動以外のことばかり。

 現役引退後はビジネスの道に進むと公言しているだけあって、サッカークラブの経営をはじめ、投資やパーソナルトレーニングサービスといったさまざまなビジネスに携わるだけでなく、スポンサー企業など多くのビジネスパートナーを抱える。そんな中、本田の大口のタニマチである東証一部上場の「TATERU」が、顧客の融資書類を改ざんし、アパートローンを組ませていたことが発覚した。

「都内在住の50代男性が、TATERUの担当者から名古屋でのアパート経営を勧められ、預金残高が23万円しかなかったのにもかかわらず、銀行の融資審査をパスし、不動産購入資金として必要な1億1,000万円が融資されることになったそうです。しかし、不審に思った男性が銀行に確認したところ、残高が623万円に改ざんされていたことが発覚しました。これは、業者とスルガ銀行が手を結び、顧客の融資書類を改ざんして、不正にアパートローンを組ませたことが問題になっている『かぼちゃの馬車事件』と似た構図。TATERUは再発防止策を発表しましたが、現在も同社の株価は乱高下を続けている状況です」(全国紙社会部記者)

 本田はTATERUのイメージキャラクターとしてCMに出演する一方、同社は本田が運営するカンボジア2部リーグのソルティーロ・アンコールFCのユニフォームの一番目立つ部分に広告を出している。つまり、本田とTATERUはビジネスパートナーの関係にあるわけだ。今回の不祥事は、今後さらに被害者が続出することが予想されており、大がかりな詐欺事件に発展する可能性もあるわけだが、それでも両者の契約関係に変更はないという。

「もちろん、本田に責任があるわけではありません。しかし、自身やクラブへの風評リスクを避けるためにも、パートナーとして企業を選ぶ際には、もっと慎重になるべきでしょう。代表合宿でチームメイトらが女性ファッション誌を見ながらモデルの品定めをしているのを横目に、ビジネス誌や経済誌を愛読するなど、ビジネス通を気取る本田ですが、所詮はその程度。最近では何かと物議を醸している仮想通貨の分野にも進出していて、仮想通貨交換所『BITPoint(ビットポイント)』のイメージキャラクターも務めています。脇が甘いというか、現役選手である以上、もっと本業に集中すべきです。本業そっちのけでビジネスに前のめりになって、ウサン臭い企業の広告塔を務めるなんて、GACKTとなんら変わらないじゃないですか」(サッカーライター)

 しかし、企業のイメージキャラクターはともかく、クラブ経営や投資ビジネス、代表監督などは、現役を引退した後でもできるはず。なぜ、選手と並行して携わることにこだわるのか?

「サッカー選手としての実績に満足していないからでしょう。日本では代表で一定の結果を残しているので、一流選手のように思われていますが、クラブレベルでは凡庸の一言に尽きます。これまでプレーしてきたのはロシアやメキシコ、オーストラリアなど、多くは辺境リーグ。イタリア・セリエAのACミランでプレーしたことが唯一のメジャークラブでの実績ですが、かつての名門からいまや中堅クラブに落ちぶれたミランですら、レギュラーに定着できませんでしたからね。同じセリエAのインテル・ミラノで活躍した長友佑都や独ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントで一時代を築いた香川真司には遠く及びません。そうした現状に、本田としては納得できないのだと思います。だからこそ、プレー以外の部分で自身の価値を見せつけたいのでしょう。まあ、コンプレックスの裏返しですね。それも空回りしているのが、実際のところですが」(同)

 二兎を追う者は一兎をも得ず――。残り少ない現役生活、本田が本業に集中して、晩節を汚さないことを祈るばかりだ。

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