香取慎吾、NHKに久々出演も「あくまでBS」元SMAP勢の“地上波復帰”は別問題か

 “お笑い界のレジェンド”萩本欽一の冠番組『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』(NHK BSプレミアム、日曜午後10時50分〜)の18日放送回に、元SMAP・香取慎吾の出演が決まり、テレビ業界がざわついている。

 同番組は、台本もリハーサルもなく、番組公式ツイッターで視聴者からさまざまな悩みを募集。それをもとに萩本がムチャ振りコントに仕立てていく、エンターテインメントショーとなっている。萩本と香取は、長年にわたって、日本テレビ系『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』でコンビを組んだ間柄で、萩本のラブコールに香取が応えた格好だ。

 香取、草なぎ剛、稲垣吾郎の3人は2017年9月にジャニーズ事務所を退所。後にCULEN所属となり、「新しい地図」として活動を始めたが、3人がもっていた地上波テレビのレギュラー番組はすべて終了。業界から、完全に干された形になっていた。

 ところが、7月に公正取引委員会が元SMAPの3人を出演させないよう、テレビ局に圧力をかけた疑いで、独禁法違反につながる恐れのある行為が認められたとして、ジャニーズ事務所を注意していたことが明らかになり、“流れ”が変わりつつある。

 ジャニーズは圧力を全面否定したが、テレビ局側に「『新しい地図』メンバーを起用したら、ジャニタレを使えなくなる」といった過剰な忖度が存在していたことも表面化していた。今回香取のNHKへの出演が実現したのは、やはり圧力疑惑、テレビ局の忖度問題と無関係ではあるまい。

「NHKは元SMAPの3人がジャニーズを辞めた後も、草なぎを『ブラタモリ』のナレーションで使い続けていますし、昨年1月に放送されたスペシャルドラマ『未解決事件』では主演に起用しています。その点では、いちばん公平なテレビ局といえるでしょう。ただ、今回はそれほど影響がないBSだからこそ、香取の出演が実現したのであって、“地上波”となると、そう簡単にはいかないんじゃないでしょうか。NHKにとっては、『紅白歌合戦』で、ジャニーズに大きく依存していますし、ここからジャニーズが撤退なんてことになれば大変です。公取委からの注意もあって、ジャニーズ側から圧力をかけることができませんが、NHKとて忖度せざるを得ませんよ。嵐抜きの『紅白』なんて、考えられないんですから(テレビ制作関係者)

 香取の『欽ちゃんのアドリブで笑』への出演で、「新しい地図」メンバーのNHKへの本格復帰があるのかどうか注目されるところなのだが、そこにたどりつくには、まだまだ険しい道のりが待ち受けているようだ。

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