『相席食堂』ジローラモがロケ中にガチナンパ! 不貞をエンタテインメントに昇華させる

『相席食堂』ジローラモがロケ中にガチナンパ! 不貞をエンタテインメントに昇華させる

ジローラモ公式インスタグラムより

 いま、芸能界は世知辛い。もしも、不倫という悪手をやらかしてしまえば“一発アウト”になる可能性は高い。

 2016年3月に浮気相手とラブホテルから出てきたところを「週刊文春」(文藝春秋)に直撃された、とにかく明るい安村。8月12日放送『しくじり先生』(テレビ朝日系)に出演した彼は、メディアの仕事ほぼ0になった自身と比較する形で、不倫が発覚してもノーダメージだった大悟(千鳥)と千原せいじ(千原兄弟)を分析。「世間から“やりそう〜”というイメージがあったからダメージがなかった」と解説した。

 芸能界には、いかにも“やりそう〜”なタレントが多い。8月20日放送『相席食堂』(朝日放送)に出演した“ちょいワル”の代名詞、パンツェッタ・ジローラモはその最右翼だろう。

ナンパしながら「私は濡れています」と言いだすジローラモ

 田舎町へロケに行き、地元の人に相席をお願いして触れ合うのが、この番組の趣旨。ほっこりしたロケーションの中、唐突に笑いどころが出現するのが醍醐味であるが、ジローラモはその趣旨を普通に無視した。

 和歌山県白浜町に降り立った彼は、いきなりツーシーターのオープンカーで口笛を吹きながら田舎町を爆走。初めから趣旨が違うのだ。車から降りた彼はさすがだった。イタリア人の特性を存分に発揮し、抜群のコミュニケーション力を見せつける。すれ違う人にどんどん声を掛けていくのだ。しかし、その対象は女性だけに限られる。

 シーズン真っただ中の白良浜は、にぎわっていた。上機嫌のジローラモは、歩きながら当然のように女子トイレへ入っていこうとする。公衆トイレの前にいる女性2人組に注意されたくてボケたのだ。結果、彼女たちとトークすることに成功し、どさくさに紛れて女性の指をなで回した。イタリア人だ。

 2人とバイバイしたら、すぐほかの女性3人組に話しかけるジローラモ。この女性たちは海に来たばかりらしく、まだ洋服を着たままだった。

「まだ濡れてないんですね。私は濡れてます」(ジローラモ)

 海を見ながら、どうしようもない下ネタを言うジローラモ。さすがに、スタジオの千鳥がツッコんだ。

大悟「お前は濡れんやろ(笑)」

ノブ「濡れるのよ、先が。先が濡れるタイプよ」

大悟「そっち?(笑)」

 すごい番組である。

 その後、近所の食堂に行き着いたジローラモは、番組の趣旨にのっとって地元民と相席しようとした。すぐさま彼が声を掛けたのは、店員として働く22歳の女の子である。2人は地元で獲れるエビやホタテやイカに舌鼓を打った。

「いただきます。……すごいイカせてますね!」(ジローラモ)

 また下ネタを言うジローラモ。会話しながら女性店員の体をベタベタ触っているし、相席というより、ただのナンパな気がする。番組の趣旨がズレ続けている。

 この店で、町で評判の美人の情報を聞いたジローラモは、ある旅館へ向かった。ここの女将が、また美人なのだ。ジローラモは早速アプローチする。

ジローラモ「もし時間あったら、一緒に花火行きませんか?」

女将「なんでやねん!(笑) 」

ジローラモ「だって、面白いじゃないですか」

女将「面白いかなあ?」

 次のシーンに移ると、和服のままオープンカーの助手席に乗る女将の姿が。この女将には、ご主人がいる。ジローラモも妻帯者だ。

ノブ「ムチャクチャなシーンや!」

大悟「このままフライデーに写ってもええやん(笑)」

ノブ「撮られてほしいなあ(笑)」

 実は、本当にフライデーに載ってもおかしくないことを、ジローラモはしでかしていた。白良浜でビキニの女性2人組と知り合った彼は、海に隣接する露天風呂へ2人を誘った。相席成立である。

 3人はトークし、カメラが止まったタイミングで、思い出にと1人の女性のiPhoneで記念撮影した。無事に撮り終え、ちゃんと撮れているか確認に行く片方の女性。もう1人の女性はジローラモと2人きりになった。何やら、聞こえないくらいの小声で、その女性に話しかけているジローラモ。

「インスタやってますか? 連絡してください」(ジローラモ)

 テレビ的なやつじゃない、本気の下心がそこにはあった。

大悟「ガチナンパ!」

ノブ「やったぞ、コイツ!」

大悟「だって、ここはカメラ回ってない、 止まってるときやもん」

ノブ「しかも、インスタでダイレクトメッセージでしょ? クソ若手芸人みたいなことしてるやん。ノンスタ井上と同じやり口なのよ」

 その後、心なしか挙動がソワソワしていたジローラモ。本心では、いち早く携帯を見たかったのだろう。「相席食堂」というより、ただのナンパ旅である。

 不倫が一発アウトになることも多い昨今、驚くべき脇の甘さでロケ中にガチナンパしたジローラモ。抑えの利かない性根で、不貞をエンタテインメントに昇華させた感がある。過去に二度不倫を撮られた大悟が、常識人の立場でツッコむメタ構造は隠し味の異色回だった。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

 

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