テレ朝『Mステ』放送枠移動でささやかれ始めた、タモリの”勇退カウントダウン”

テレ朝『Mステ』放送枠移動でささやかれ始めた、タモリの”勇退カウントダウン”

タモリ

 テレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』が10月から毎週金曜日21時に放送枠が移動となることが発表された。1986年の放送開始以来、金曜20時に放送されていた同番組だが、実に34年目にして初の放送枠移動となる。

「これまでは金曜19時台に『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』が放送され、その後に『Mステ』という流れだったのが、今後は金曜20時台に『マツコ&有吉 かりそめ天国』が移動し、その後に『Mステ』となる。子供向けアニメから音楽番組という流れではなかなか視聴者を獲得できないと判断したのでしょう。今後、Mステはバラエティー的な企画も増えるということで、今はまさにその方向性を模索している状態だといえます」(テレビ誌ライター)

 老舗音楽番組である『Mステ』だが、ここ数年は視聴率も芳しくない状態が続いている。

「出演者によって数字は変わりますが、6〜8%くらいがアベレージで2ケタを記録することはまれ。同じ生放送の音楽番組でいうと、NHKの『うたコン』がほぼ毎週10%前後を叩き出しているので、完全敗北状態ですね」(音楽業界関係者)

 基本的に新曲を披露する『Mステ』に対して、『うたコン』では、季節にちなんだ名曲のカバーや、歌手同士のコラボ企画も多い。

「『うたコン』は、“プチ紅白”なんて言われていますが、企画性が高く、さらには演歌、アイドル、ロックなど、出演者もバラエティーに富んでいて、視聴者の年齢層も広い。今の時代はテレビの視聴者層自体が高齢化していて、若者をターゲットにした音楽番組というのはなかなか難しい。『Mステ』についても、企画性を高めるのであれば、『うたコン』に近いものになっていくかもしれません」(同)

 さらに、『Mステ』のリニューアルに伴い、気になるのが番組MCを務めているタモリの動向だ。

「『笑っていいとも!』が終了して以来、仕事量をセーブしているタモリさんですが、そろそろ本格的に勇退するのではないかとささやかれ始めています。『いいとも!』の後期は、タモリさんが登場しないコーナーなどもありましたが、もしかしたら今後の『Mステ』についても、同様にタモリの出演時間が減る可能性はあるでしょう」(テレビ局関係者)

 そして、もしもタモリが勇退するなら、そのタイミングで番組も終了するのではないかともみられている。

「30年以上も続いている番組の場合、大きなきっかけがないとなかなか番組を終わらせることができない。視聴率という点では、すでに継続させる理由もないし、生放送の音楽番組というだけで、予算もかなりかかる。テレビ朝日としても、終わらせるきっかけを探している面もある。リニューアルと言いつつも、店じまいの準備と捉えている関係者も少なくないでしょう」(同)

 34年目の『Mステ』を待ち受けるのは、放送枠移動ということ以上に大きな変化なのかもしれない。

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