反省の色はまったくなし! TBS『リアルガチレコード』コンプラ無視の過激な内容が物議に

反省の色はまったくなし! TBS『リアルガチレコード』コンプラ無視の過激な内容が物議に

TBS放送センター

 ドキュメンタリー番組『消えた天才』で不適切な映像加工が行われ、深夜の人気番組『クレイジージャーニー』でやらせが発覚するなど、不祥事が相次ぐTBS。19日には、バラエティ番組の収録でお笑い芸人が全治8週間のケガを負う事故が発生し、批判の声が高まる中、ゴールデンタイムで挑戦的な番組を3時間にわたって放送した。

 話題となっているのは、24日に放送された『出るか!?ヤバイよ新記録 リアルガチレコード』という番組だ。これはMCの出川哲朗が実行委員長になり、新競技の数々を開催。挑戦者たちが記録達成のために珍競技に取り組む姿を楽しむ番組だったが、その過激さに関係者は驚いたという。

「1つ目の競技は、激辛料理を食べるタイムを競うものでした。テレビ界では20年ほど前に大食い番組ブームがありましたが、番組のマネをした中学生が食べ物をのどに詰まらせて亡くなり、ぱったりとそういった番組は放送されなくなりました。その後、テレビ東京が大食い番組を復活させましたが、その際に強調したのが『早食いではなく、大食いだ』という理屈です。以来、他局もこれを踏襲してきましたが、今回ゴールデンタイムでその禁を破るとは、なかなかチャレンジングだなと思いました」(テレビ制作スタッフ)

 TBSの暴走はなおも止まらない。2つ目の競技は、ほんの数日前に芸人が大ケガをして謝罪したばかりの局がやるものとは思えない内容だった。

「2つの目の競技は、ワックスで車内がヌルヌルになったバスを走らせ、誰が一番早く降車ボタンを押せるかを競うものでした。車内は椅子やつり革は撤去されていますが、参加者はヘルメットをかぶっておらず、窓ガラスもそのままのように見えます。仕事仲間の数人で番組を見ていましたが、『こんなのよくやったな』『ケガしないかヒヤヒヤするだけで、まったく笑えない』といった感想が上がりました」(同)

 このほか「338mのマカオタワーの頂上での早着替え」「まばたきをどれだけ我慢できるか」「どれだけ眠らないでいられるか」「息止め対決」などやりたい放題。

「どれだけ眠らないかを競う競技は、1980年代に一斉を風靡した『ザ・ガマン』(フジテレビ系)から、息止めも『浅草橋ヤング洋品店』(テレビ東京系)から拝借したネタですが、どちらもこのご時世によくやったと思います。TBSは芸人がケガした番組(※注:『笑いが無理なら体張れ』のこと。26日に放送済み)も放送するようですし、近年のコンプライアンス重視の傾向に一石を投じたいのでしょうか。そんな覚悟があるなら、大したものですが……」(キー局関係者)

 ケガ人を出した番組は『笑いが無理なら体張れ』だったが、もはや局全体が「数字が取れないなら炎上を狙え」という状態のTBS。もしや『リアルガチ』という番組名には、そういった強い意志が込められていたのだろうか?

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