ジャニーズ公式カレンダーによる出版社への影響力は衰退!? 週刊誌のスクープ抑制効果は消滅へ

ジャニーズ公式カレンダーによる出版社への影響力は衰退!? 週刊誌のスクープ抑制効果は消滅へ

イメージ画像/出典:josemanuelerre

 2020-21年のジャニーズ公式カレンダーの発売が発表された。

 Hey! Say! JUMP(講談社)、Kis-My-Ft2(光文社)、Sexy Zone(マガジンハウス)、ジャニーズWEST(小学館)、King & Prince(新潮社)、SixTONES(集英社)、Snow Man(ワニブックス)、ジャニーズJr.(ホーム社)、関西ジャニーズJr.(学研プラス)の9種類が、それぞれ異なる出版社から発売される。

 ジャニーズ公式カレンダーといえば、ジャニーズ事務所から各出版社に回される“利権”とも呼ばれる存在だ。それなりに売上が見込めるこのカレンダーを発売させることで、ジャニーズ事務所は各出版社との関係性をより強いものにしているとも言われる。

「出版社にとって、ジャニーズは重要な存在。雑誌だって、ジャニーズタレントを載せればその分売れますからね。でも、ここ最近はジャニーズ人気も落ち着いていて、言うほど売上が伸びるわけでもない。カレンダー利権があるから、週刊誌のスクープを握りつぶせるといったこともほとんどなくなっていますし」(出版業界関係者)

 たしかに、公式カレンダーを発売している小学館であれば「女性セブン」や「週刊ポスト」でジャニーズタレントの熱愛を頻繁に報道している。講談社の「FRIDAY」や、新潮社の「週刊新潮」もまた、頻繁にジャニーズネタを扱っている。少なくともスクープ潰しとはなっていないのが現状だ。

「小学館、講談社、新潮社については、利権は回してもらいつつも、スキャンダル報道については別モノというスタンスですね。事務所に多少の配慮はあるでしょうが、スキャンダルを潰すなんてことはありえない。まあ光文社の『女性自身』については、ジャニーズとベッタリなイメージがありますが……」(同)

 また、どのグループのカレンダーを発売しているかで、出版社のスタンスも変わってくるようだ。

「やはり人気があるグループのカレンダーの方が、強い利権になるわけです。今なら勢いがあるキンプリのカレンダーが“おいしい”ので、新潮社はラッキー。少なくとも『週刊新潮』ではキンプリのスキャンダルは扱いづらいでしょう。

 一方で、小学館に回ってきたジャニーズWESTは、正直“微妙な利権”となるでしょう。フジテレビのバレーボール中継のスペシャルサポーターになって売り出し中ではあるけど、メンバーの知名度はイマイチ。ただ、そもそも週刊誌的にはジャニーズWESTのメンバーはそこまで大きなネタにならないので、彼ら自身のスクープが報じられないとしても、デメリットは小さい。利権はショボいけど、ジャニーズに対して特に気にせずスクープを飛ばせるので、助かってる部分もあるのでは」(同)

 決して強大なわけではなく、“ちょっとした配慮を生む”程度の利権といえそうなジャニーズ公式カレンダー。いずれにしろ、ジャニーズ事務所にはかつてのような強権力はなくなっているようだ。

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