『おっさんずラブ』続編不発の裏に、田中圭の「パンサー尾形化」!?

『おっさんずラブ』続編不発の裏に、田中圭の「パンサー尾形化」!?

『おっさんずラブ』公式インスタグラムより

 単発ドラマから深夜の連続ドラマとなって火がつき、映画化までされ、社会現象ともなった『おっさんずラブ』。書籍、DVD、公式LINEスタンプなどの関連アイテムも販売され、勢いはどこまでも止まらない……かに見えた。

 ところが、待望の新シリーズ『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系)が11月2日よりいざ始まってみると、どうも雲行きが怪しい。

 というのも、ご存じの通り、新シリーズは舞台を「空」に変え、ファンが愛した世界観がリセットされてしまったことが挙げられる。

 また、それに伴い、キャストも一新。通称「OL民(おっさんずラブのイニシャルをとったもので、同作の熱心なファン)」の多くは、田中圭演じる春田創一と林遣都演じる牧凌太の2人を指す「春牧」あるいは「牧春」を熱く支持していたが、本作には林が出演していないという喪失感も大きい。

 ただし、林が出演していない理由は、すでに一部メディアで報じられているように、「役柄のイメージが付きすぎることを恐れたため」という事情があるようで、仕方ない部分もあるだろう。

 そんな中、問題なのは、作品そのものについて「つまらない」という声が多いこと。ネット上で「おっさんずラブin the sky」と入力すると、関連上位ワードに「つまらない」と出てくるように、「つまらない」というつぶやきが実に多いのだ。

 Twitter上にも、以下のようなつぶやきが多数見られる。

「おっさんずラブin the sky、正直すごくつまらない…残念」

「おっさんずラブつまらない…。春田も牧も他の登場人物も、男同士の恋愛に悩んだり葛藤したりする心理描写が良かったのに、今作みんなノリノリで恋してる…」

「おっさんずラブintheskyつまらないって一定の層に思われるのは仕方ない。前作では、登場人物の気持ちが凄く丁寧に描かれてた。だから感情移入できた。多幸感があった。でも今作では、登場人物を増やしたが為に、展開を急ぎ過ぎてるから、(以下略)」

「ついったーの検索欄におっさんずラブって入力するとつまらないって出てくるの、あちゃ〜って感じだな…」

「おっさんずラブ と検索するとつまらないとでるけど、つまらなくていいの。春田がかわいいだけだから!」

 もはやドラマとしてではなく、田中演じる「はるたん」のPV、あるいはキャラクターものとして楽しんでいる層も存在するのかもしれない。

 しかし、その一方で、肝心の「はるたん」について、新シリーズでは気になる声が多数見られる。それは、お笑いトリオ・パンサーの「元気」担当・尾形貴弘に似ているという指摘だ。

「おっさんずラブの田中圭。なんか既視感あると思ったらパンサー尾形だった」

「ヤバい 田中圭が パンサー尾形にしか見えなくなっちゃった」

「やはり、田中圭は、パンサー尾形の上位互換だよな」

「パンサー尾形さんみたいな春田(笑)」

「田中圭のはるたんの演技、なんかどんどんパンサー尾形みたいになっていくの何で?」

「OLの田中圭がパンサー尾形に見える呪いを誰か解いてくれ」

 SNSなどで突如盛り上がっている「田中圭、パンサー尾形に似てる」説。長いキャリアのある俳優・田中圭が、なぜ急に? ある芸能記者は言う。

「田中さんはもともと、優等生的で薄幸な役や、頭がキレるちょっと悪い役などを多数演じてきましたが、『おっさんずラブ』で吉田鋼太郎さんをはじめとした濃い役者陣の濃厚な演技をひたすら受ける“受けの芝居”の巧さを見せ、一気にブレイクしました。はるたんを演じることで、これまで見せたことのないような、笑いジワたっぷりの無邪気な笑顔や、オドオドした小物感あふれるうろたえぶり、豊かな表情の数々を見せ、それが大きな魅力となっています。でも、無邪気さもかわいさも、うろたえぶりも、振り切れた大きな演技になっているだけに、リアクション芸人的ポジションでもあるパンサー尾形さんに似てしまうのかも。そもそも、パンサー尾形さんも男前ですしね。新シリーズで、はるたんが前髪を上げたことで、一気に見た目が近づいた気がします」

 

 確かな演技力を持ちながらも、小ぎれいで個性が乏しいルックスのためか、向井理など、さまざまな人に「似てる」と言われ続け、名バイプレイヤーとして活躍してきた田中。

 そんな彼の新たな魅力を発掘し、一躍人気者に押し上げた『おっさんずラブ』が今、皮肉にも実力派の彼を「芸人」化させてしまいつつあるとしたら、少々心配ではある。

 

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