ジャニーズはなぜ機械を導入しない? 嵐ドームツアーは“顔認証なし”で転売屋ホクホクか

 ジャニーズのアイドルグループ・嵐のコンサートチケットを無許可で転売したとして、北海道警札幌中央署が14日、香川県善通寺市のブリーダーの女(25)を古物営業法違反(無許可営業)の疑いで逮捕した。

 発表によると、女はチケット交換サイトでコンサートチケットを入手し、転売サイトに出品。高値で販売していたといい、2015年11月から、同年12月までに札幌市内の女性ら3人に対し、嵐のコンサートチケット5枚を計7万円で売った疑い。

 また、女は2014年10月から今年4月までに、全国31都道府県の168人に嵐などのコンサートチケット299枚を販売。約1,000万円の売り上げを得た疑いがあり、余罪を調べるという。

「オークションでは数十万円で取り引きされることもある嵐の関連チケットは、長年転売屋のカモにされてきた。ジャニーズサイドはこれまで、出品者をサイト上に晒し、チケットの当選を取り消す強硬手段に出たほか、昨年末のドーム公演の一部や、今年のアリーナツアーでは、“顔認証”を導入。チケット申し込み時に送られた顔写真と、入場者の顔を照らし合わせた。しかし、そこまでしても転売行為がなくならないのが現状」(芸能ライター)

 顔認証は、嵐よりも先に福山雅治やMr.Children、ももいろクローバーZなどが採用。入場時に時間がかかる等のデメリットはあるものの、特にNECの最新システムを導入したももクロは、転売防止に一定の効果があったと言われている。

「しかし、嵐の春ツアーで行われた顔認証は、係員が目視するだけのアナログな方法だった。ゆるい係員の列では、一致の判断が難しくても『本人です』と言えば入場できる感じの“ザル認証”。また、転売屋も『25歳、中肉中背、セミロング』などと容姿の特徴を書いて売っていたため、購入者は後を絶たず。ジャニヲタからは、『目視なんて、顔認証じゃない』『ちゃんと自分で買ったのに、NGブースに入れられて気分が悪かった』などと苦情が殺到しました」(同)

 現在、チケット売買サイト「チケットストリート」や「チケットキャンプ」には、11月から来年1月に行われる嵐の5大ドームツアーのチケットが大量に出品されている。現時点では、チケットが発送されていないため、座席は未定だが、どれもファンクラブ会員定価の8,500円を大きく上回る金額で出品されており、中には1枚10万円もの値が付いたものも。

「客入れに時間がかかるからか、今回のドームツアーでは顔認証は行わないようです。しかし、認証システムに機械を導入すれば、1人10秒もかからない。今回、転売屋にとって売りやすい条件に逆戻りしてしまったため、『ジャニーズはなぜ、いつまでも機械導入に二の足を踏んでいるのか?』と疑問の声が相次いでいます」(同)

 くだんの女の逮捕以降も、変わらず破格の値段で取り引きされている嵐のコンサートチケット。転売屋とジャニーズのいたちごっこは、まだまだ続きそうだ。

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