西内まりや『CUTIE HONEY』大コケ危機で、異例の“撮影OK”ライブも……

西内まりや『CUTIE HONEY』大コケ危機で、異例の“撮影OK”ライブも……

「動画・撮影OK」イベントの様子

 歌手の西内まりやが9月21日、10月公開の映画『CUTIE HONEY TEARS』のPRで、池袋のサンシャインシティ噴水広場で主題歌「BELIEVE」などを歌うミニライブを行ったが、「動画・撮影OK」という、異例なものだった。

「所属するエイベックス系のイベントで撮影規制がないなんて、珍しいこともあるもんだ」と顔を見合わせた現場記者の面々だが、一部からは「映画の前評判が悪いからじゃないの?」という嫌みも聞こえた。

 実のところ、同作はオリジナル作品『キューティーハニー』のファンからは、あまり歓迎されていない。2004年に実写化された佐藤江梨子主演のバージョンは90センチFカップの谷間を生かしたコスチュームと、倖田來未がカバーした主題歌が好評だったが、興行自体はヒットせず。今回はさらにコスチュームの露出が減り、サトエリと比べ胸のボリュームもセクシー度も縮小されていることから「カラフルでちょっとエッチなアニメの世界観とは別物すぎる」という声が上がっている。広告代理店のマーケティングプランナーも「おそらく大ヒットはないのでは」と低調を予測。

「このところ邦画が活況で、大ヒットした『シン・ゴジラ』ほか、妻夫木聡と綾野剛のダブル主演の『怒り』や福山雅治『SCOOP!』も話題となっていて、群雄割拠の様相。その中で勝負するには、あまりに厳しい内容でしょう。さらにタイミングが悪いことに、西内さんは8月に週刊誌でモデルの呂敏と交際が報じられてしまいましたが、日系ハーフでプレイボーイ相手というのは男性ファン離れが起きかねない話。別の代理店ではTwitterやFacebookで映画に関する話題を拡散する工作もしているほどですが、あまり効果は期待できない」(同)

 試写会帰りの映画ライターに中身の出来を聞いたところでは「『バイオハザード』や『マトリックス』そっくりなシーン続出で、『キューティーハニー』とは名ばかり。まるで西内のプロモーションビデオのようで、映画のために歌があるんじゃなくて、歌手を売るために映画があるような印象だった」という。

 西内はモデル出身で08年に女優デビューしたが、14年に歌手としても売り出されるも、大きなヒットはないまま。「各曲がチャートインはしているから、普通のレベルなら十分成功なのですが、西内の場合は宣伝に億単位の費用をかけているので、回収率はイマイチ」とは音楽ライターの話。

「5月に出したシングル『ChuChu/HellO』も莫大な費用をかけて宣伝をしたのに、最高位18位止まり。そこで一発狙ったのが、主演映画との連動だったのでは? エイベックスでは、安室奈美恵や浜崎あゆみの人気に陰りが見られており、熱心な固定ファンは多くてもファンの新規参入がないので曲の売り上げが落ち、ライブで回収しようにも、最近は下落傾向です。そこで、新たなスターとして、西内をプッシュしているのです」(同)

 ただ、「撮影OK」のイベントも、見えやすい四方のセンター位置は4台のムービーカメラが高い位置で大きく独占、一般客の前に立ちはだかっていた。さらに、事前申請がないマスコミをすべて排除していて、ヨイショする記者だけが、その場に残っていた。西内に関心の薄い層を取り込むには、形ばかりの「撮影OK」では、なんとも中途半端な印象だ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

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