長谷川豊、高畑裕太、坂口杏里……出版界が狙う“絶対に売れる暴露本リスト”とは?

長谷川豊、高畑裕太、坂口杏里……出版界が狙う“絶対に売れる暴露本リスト”とは?

坂口杏里

 過去に、有名人による暴露本を手掛けたことのあるフリーライターによると、「編集者が暴露本のオファーをしたいタレントとして、長谷川豊、高畑裕太、坂口杏里……この3人の名前を挙げている」という。

 周知の通り、この3人はいまや芸能界の表舞台から姿を消した身。長谷川アナは、人工透析の患者を「自業自得」とし、医療費を「全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!」と主張したブログに批判が集まり、本人がこれに挑発的な言動を繰り返したことから、レギュラー番組3本を降板。高畑は、ロケ先のホテルで女性従業員を強姦したとして逮捕され、1,500万円ともいわれる示談金で不起訴となったものの、出演がすべてキャンセルになった。故・坂口良子の娘、杏里は二世タレントとしてデビューもブレークせず、ホスト通いで多額の借金を負ったという話が伝えられながら、AV女優に転身。いずれも、暴露本を出してもおかしくはない面々ではある。

「ただ、どんなに中身が面白くても、売れる本と売れない本がありますからね。高杢禎彦が出したチェッカーズの暴露本や、洗脳騒動を振り返るToshlの告白本などはかなりのヒットでしたが、犯罪者となった酒井法子や後藤祐樹なんかの本は、予想を下回るセールスだったんです」(前出フリーライター)

 こう話すライターは実のところ、タレントに代わって執筆するゴーストライターでもある。それだけに「タレント本人に書かせないほうが、絶対に面白くなる」と断言する。

「長谷川アナは、ブログで長文をやたらと書く人ですからゴースト要らずでしょうが、攻撃性や自己弁護の強さが人をイラッとさせるので、正直、金を払ってまで読みたい文章じゃないんですよ。でも、話術はありますから、話を聞いてゴーストが書いたほうが面白くなるはず。ただ、すでにテレビ界の裏側を書いたものは出してますし、講演会でも散々業界のことを暴露してきてるんで、ネタに乏しそう。最近の出演番組もローカルばかりで、TOKYO MXの裏側なんて需要は低いでしょう。もし本を出すなら、いまだ明かしていない芸能人の暴露をしてほしいです。自分なんかより、もっと鬼畜な奴がいる、という目線で」(同)

 高畑の場合は、長谷川アナに比べて「新鮮なネタが多そう」とライター。

「二世タレントは親から見た視点から語られることが多かったので、息子視点で女優の母親を見た高畑家の内情と、芸能界に入って有頂天になった俳優ならではのオイシイ話なんかを洗いざらいぶちまけられるなら、事件については省かれても、価値ある一冊になるはず。ただ、出せば、タレント復帰は、なお遠のくことになるでしょうけど……」(同)

 そして、坂口に関しては、「正直、賞味期限が短そうなので、早く出さないと意味がない」とする。

「こちらも二世タレントの真実が書けますけど、下世話なことをいえば、母親が亡くなっているので高畑より遠慮がない話ができるはず。借金を抱えた話、AV墜ちまでの経緯と体験談、男性経験など本人の話は序章で終わらせ、芸能界の恥部の暴露がいいですね。清純派アイドルの裏の顔とか。ただ、SNSで他人を口撃してばかりいる坂口のようなタイプは、暴露本の価値が低くなるので、よほど過激な話をしないと大ヒットは難しい」(同)

 こうした暴露本を出す場合、気をつけなければいけないのが、当の「芸能界」への影響だという。

「準備段階で、どのあたりを怒らせるか、危なそうなポイントをリストアップするんですが、出版前に削られてしまうエピソードは非常に多い。それでも、郷ひろみさんの『ダディ』(幻冬舎)は出版後、本人と付き合いを絶った人間はもちろん、出版関係者の中にも出版の経緯をよく思わない人間が多くいたって話です。編集サイドも、覚悟が必要になるんですよ。タレント自身も暴露本によってイメージアップすることはあまりないので、その意味では、捨て身な作業です」(同)

 聞けば、この3人以外で企画書が上がっている暴露本もあるというが、ヒントすら教えてもらえなかった。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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