絶好のサンプルは矢口真里!? 元モー娘。福田明日香、再ブレークなるか?

絶好のサンプルは矢口真里!? 元モー娘。福田明日香、再ブレークなるか?

「モーニングコーヒー」(ZETIMA)

「一度スポットライトを浴びた人間は、その快感を簡単には忘れられない」とは、芸能界でよくいわれる話。

 その具体例として、「普通の女の子に戻りたい」の名言で芸能界から退いたキャンディーズ(のちに復帰)や、「普通のおばさんになりたい」と歌手活動を引退した都はるみ(のちに復帰)らを挙げることができるだろう。昨今では、相方・有吉弘行の奇跡の再ブレークを目の当たりにして芸能界へUターンしてきた元「猿岩石」森脇和成の存在が記憶に新しい。その手のケースは、枚挙にいとまがないのだ。

 こういった者たちに、芸能界は甘い。かつてはトップの位置にいた人材なので、再び起用すれば話題をさらうことは必至だからだ。

 そして、どうやらあの女性歌手が芸能界復帰を画策している模様。


■立て続けに出演した2つの番組で、異なる脱退理由を明かす福田

 元モーニング娘。の福田明日香が、ここにきて再びテレビへ姿を現した。復帰第1弾に選ばれたのは、6月30日放送の『じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜』(テレビ東京系)。テレ東を再降臨の舞台に選んだ辺りに、同局とモー娘。のいまだ続く深いつながりを勘ぐってしまわずにはいられない。

 そして、翌7月1日放送の『あの人が今 言いたい事 新番組! テレビにあまり出ない人の“聞いたことがない話”』(テレビ朝日系)にも、福田は出演している。

 ここで気になるのは、福田がモー娘。を脱退して芸能界引退を決意した理由である。脱退を発表した1999年当時は「学業に専念するため」と説明されていたが、それとは違う理由があったことは明白。2006年に福田が受けた週刊誌のインタビュー記事では、他メンバーから“ハブられて”いた記述を確認できるが、現在の福田はその辺りをどう説明するのだろうか?

 まず、『じっくり聞いタロウ』では「中学生時代は意味もなく原宿に行きたかったのに、そうすると大変なことになってしまった」「実家通いの自分は他のメンバーと比べてぬるく、ズレを感じていた」と、福田は述懐している。

 一方、翌日のテレ朝の番組では「メンバーがある規則を破り、全体会議で『今度こういうことがあったら辞めてもらう』と運営から告げられたことに憤って辞めてしまった」と語る福田。

 2日の間、いきなり説明にズレがある。99年と06年の説明を含めると、脱退の理由は合計4つだ。

 だが、この“ズレ”の理由についても容易に推測することができる。テレビ界へ舞い戻ってきた現在の福田は、一般人生活を送っていた06年当時と比較してフラットな状況ではなく、ほかの芸能人に気兼ねする必要が出てくる。明け透けに「イジめられていたから」と語りにくい世界へと帰ってきたことの表れだ。端的に言うと、福田はヒヨった。


■モー娘。辞めなきゃよかった!

 福田の表舞台復帰へのモチベーションは、予想以上だ。テレ朝番組では、大声で「モーニング娘。辞めなきゃよかった!」「やっぱり売れたい!」と咆哮。潔く芸能界を去ったグループ最年少メンバー(当時)の美しき後ろ姿の印象を台無しにするような告白は、彼女の偽らざる本音だ。現在の福田は、10代の頃に知り合った地元の友人らと結成した5人組バンド「PEACE$TONE(ピースストーン)」のヴォーカルとして、東北〜関東エリアで活動中とのこと。

 あの福田が「テレビに出たい!」と願えば、多くのバラエティ番組は門戸を開くはず。当時のモー娘。ファン、そして『ASAYAN』(テレビ東京系)の視聴者たるや、天文学的数字に上るのだから。

 しかし、チャンスは一度だけ。芸能界には「一周する」という言葉があるが、バラエティ番組出演の機会を与えてもらい、それが一巡した時点で冷酷に判断が下されるのは常。「こいつは使える」「使えない」の判定に合格さえすれば出続けることは可能だろうし、不合格になれば、元「猿岩石」森脇のように“消え”てしまうことになるだろう。

 福田の願いである「やっぱり売れたい!」を形にするには、相当な努力と苦労が不可欠。しかし、成功例がないわけではない。テレビ復帰を果たし、“バラエティ一周”の試用期間を経て、今でもなんとか露出し続けているモー娘。2期生の矢口真里という存在は福田にとって絶好のサンプルである。今の矢口は、あろうことか“ぶっちゃけトーク”が得意技だ。
(文=火の車)

関連記事(外部サイト)