石田ゆり子、「すっぴん風自撮り」「ポエム調の投稿文」の“痛い”インスタが炎上しないワケ

石田ゆり子、「すっぴん風自撮り」「ポエム調の投稿文」の“痛い”インスタが炎上しないワケ

石田ゆり子インスタグラムより

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暑い1日でした 今日は たくさんの方々にお会いしました みなさんとにかく ありがとう。 ありがとうございます。 それだけお伝えしたいのです。 感謝と尊敬 それが生きる喜びだと 本当に思うのです。

石田ゆり子さん(@yuriyuri1003)がシェアした投稿 – 2017 5月 20 5:33午前 PDT

 ナチュラルな美しさで“奇跡の47歳”と称されている石田ゆり子。昨年のヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)への出演をきっかけに、自身の47歳の誕生日に開設したインスタグラムも、多くのファンに好評を得ているようだ。

 特に愛猫・ハニオになり代わってつづっているという設定の「ハニオ日記」なる投稿が人気。例えば次のような内容だ。

「おかーさん今日もぢょゆう? てれび? えいが? てれび? ぢょゆうっておかしがたくさん食べられるんでしょ差し入れっていうやつ?(以下略)」

 猫になりきる、ひらがな多用のゆるいポエム調、飼い主(つまり石田自身)のことを「おかーさん」と呼ぶ、などクセの強い内容ながら、猫の写真のキュートさも相まって、たくさんの「いいね!」や称賛コメントが寄せられている。動物たちの間にたまに挟んでくる自撮り写真も、すっぴん風で気取らない表情のものが多く、これも「可愛い」と評判のようだ。ポエム投稿、すっぴん風自撮りといった、一見ネット民に叩かれやすい要素を含みながらも、石田のインスタが比較的受け入れられているのはなぜだろうか。

 まずは、「叩けない」自然さの演出がとてもうまいことが、一番の理由にあると思う。計算なのか自然なのか微妙なラインのぼさぼさヘアに、すっぴん風の自撮りからは、タレントにありがちな写真の加工や美容整形などの人工的な努力の影が見えない。

 さらに自分よりもペットを前面に出す構図で撮影されているため、「この人も『きれい』『可愛い』って言われたいんだ……」という冷めた思いを、見る側に起こさせない工夫もされている。年齢にあらがおうという意気込みを一切漏れさせないという自意識の、もうひとつ上を行く自意識が感じられ、かなり徹底した自己イメージ戦略を立てていると思われる。自身が代表を務めて個人事務所を設立したやり手であることも、それを裏付けている気がする。

 また再ブレーク前の石田を知らない世代が多いことも、叩く人間が少ないことに関係があるかもしれない。30代前半あたりまでの世代にとっては、“『逃げ恥』でポッと出てきた、ちょっと有名なアラフィフ女優”というイメージが強いのではないだろうか。過去や私生活についてよく知らないアラフィフ女優が、多少痛いインスタを始めても、「再ブレークできてよかったね」「年齢の割には確かにキレイ」といった、そもそもの関心が薄いからこその温かい感想が増えるのではないかとも考えられるのだ。

 これが藤原紀香(45歳)のようにどの世代にも過去がよく知られた存在だったら、一斉にツッコミが入っただろう。石田がアンチを増やさないままどこまでいけるのか、注目したい。

大江綾子(おおえ・あやこ)
日夜、テレビや週刊誌、芸能人のSNSなどをウォッチングしているライター。どこか癖のあるニオイを放つ女性タレントがお気に入り。

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