『やすらぎの郷』、藤竜也の名言に女優陣の名演技――視聴者から「神回」と絶賛の声

『やすらぎの郷』、藤竜也の名言に女優陣の名演技――視聴者から「神回」と絶賛の声

『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける“昼ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(月・木曜日)お届けします!

『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月〜金、昼12時30分) テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。

【サイ女の昼ドラ通信バックナンバー】
<50話〜51話>『やすらぎの郷』、“詐欺事件”発生で冨士眞奈美が土下座も! 「騒動の振り幅がでかい」
<47話〜49話>『やすらぎの郷』、 冨士眞奈美の一人語りが圧巻! 「なんかわからないけど涙出てくる」
<45話〜46話>『やすらぎの郷』、“前科者”設定の橋爪遼が現実で逮捕! 視聴者から批判と期待の声

■6月13日(火)/52話〜6月15日(木)/54話
 52話で栄と高井秀次(藤竜也)は、元女優・犬山小春(冨士眞奈美)も元テレビプロデューサーの石上五郎(津川雅彦)に騙され、一文無しになってしまったことを知る。2人は小春にお金を融通。秀次はさらに身に付けていたペンダントをお守りとしてプレゼントする。東日本大震災や原発事故を例に出しながら、人は忘れてはいけないことすら忘れていくと語る秀次。そして小春に「忘れましょう」と慰めの言葉をかけるのだった。

 その日、石上に大金を騙し取られたことが原因で自殺を図り、警察に保護されていた、しのぶのマネジャー・貝田英信(藤木孝)が救急車で搬送されてくる。そして、そんな貝田と入れ違うように「やすらぎの郷」を去る小春だが、迎えの車に乗り込む小春を見送るのは栄のみ。しかし、「やすらぎの郷」の出口となる門の前には、姫こと九条摂子(八千草薫)、そして小春を毛嫌いしていたはずのお嬢こと白川冴子(浅丘ルリ子)の姿が。2人は小春に「やすらぎの郷」の皆からだと餞別を手渡すのだった。

 石上と小春が「やすらぎの郷」を訪れたことで巻き起こった一連の騒動が収束を見せた同話。視聴者からは「冨士眞奈美、八千草薫、浅丘ルリ子の別れのシーンの優しい空気に涙が止まらない」「演技というよりも存在感で見せてる」「震災に原発も忘れてしまったんだからって……秀さんすごいこと言うけど、でも的を射ているんだよなぁ」「小春を慰めようって秀さんの気持ちがたくさん伝わってきた」「終始涙が止まらない」「“神回”って簡単に言ってしまっていいかも分からないけど、これこそ神回」と絶賛の声が上がっていた。

 53話では、貝田と共に石上に騙された元シャンソン歌手・及川しのぶ(有馬稲子)が未申告の隠し預金を持っていたことが判明。「やすらぎの郷」では資産がらみのトラブルを防ぐため、入居者から全財産の申告を受ける決まりになっていた。にもかかわらず、未申告の金があったことに、理事長の名倉修平(名高達男)と、妻で理事のみどり(草刈民代)は詐欺事件以上の衝撃を受ける。一方、栄、マロこと真野六郎(ミッキー・カーチス)、大納言こと岩倉正臣(山本圭)は、冠番組の話を持ち掛けられ石上に騙されたしのぶと同じように、自分たちも芸能界でもう一花咲かせたいと思うかどうか語り合う。

 54話では、騙されておかしくなってしまったしのぶの様子が描かれる。「テレビの収録なのに車が迎えに来ない」と文句を言いながら玄関ホールに出てきたしのぶは、かつて自身が司会を務めていた伝説のバラエティー番組『しのぶの庭』のテーマソングをピアノで弾き始めた。集まってきた入居者に笑顔を振りまきながら、得意満面で歌を披露し、「『しのぶの庭』40年ぶりの再開!」を宣言。一人妄想の世界で番組を進行していくしのぶを、皆が心配して見つめる中、貝田は涙を流す。翌朝、栄とマロがラウンジで新聞を読んでいると、マロが見つけた小さな記事には、小春がビルの10階から投身自殺をしたと書かれていた。

 秀次の言葉や名女優たちの演技に多くの視聴者から絶賛の声が続出している「やすらぎの郷」。これからも、悲哀を織り交ぜつつ、老人たちのさまざまな物語を見せてくれることだろう。

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