『ひよっこ』菅野美穂と木村佳乃が演じる静かな女の戦いが「切なすぎる」ワケ

『ひよっこ』菅野美穂と木村佳乃が演じる静かな女の戦いが「切なすぎる」ワケ

『ひよっこ』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!

『ひよっこ』(NHK総合/月〜土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<96話〜101話>『ひよっこ』菅野美穂演じる女優に、みね子の父・実と接点が……!? 「つらい展開になる予感」
<90話〜95話>『ひよっこ』和久井映見の“一目惚れ”演技が、まるで「アイドルのために生きるオタク」
<84話〜89話>『ひよっこ』みね子と島谷が恋人同士に! 社会人なのに“中学生の恋“みたい?

■7月29日(土)/102話〜8月4日(金)/107話
 102話では女優・川本世津子(菅野美穂)に連れられ、彼女の自宅にやってきたみね子。そこにはなんと行方不明の父・実(沢村一樹)の姿が。しかし実は昔の記憶を全て無くしていた。「それだけは嫌だ」と泣きすがるみね子だったが、実の記憶喪失が真実だと実感すると、大雨にも関わらず外へ飛び出して行ってしまう。視聴者からは実と世津子の関係について、「実さんは家族を知らない世津子さんが、初めて得た家族らしきものだったんだと思う」「孤独を抱えた2人がお互い支えあって過ごしてたんだろうな」と推測する声が続出。

 外へ飛び出したみね子へ実が傘を差し出す場面から始まった103話。自分が人を傷つけていたり殺めているのではないかと恐れ、警察には行かなかったという実。そんな実にみね子は、実がひったくりにあったこと、盗られたお金を取り返そうと頭を殴られたことを語る。

 104話であかね荘に帰ってきたみね子は、鈴子(宮本信子)や愛子(和久井映見)、時子(佐久間由衣)の顔を見て思わず泣きだしてしまう。3人に事情を話し、どうしたらいいか相談するみね子。そんなみね子に鈴子は「家には手紙を書きなさい」と言うのだった。

 105話では、みね子からの手紙を受け取った母・美代子(木村佳乃)の姿が。手紙の内容に混乱する美代子だが、みね子の祖父・茂(古谷一行)にだけ実のことを伝え、実、そして世津子に会うために東京へ。みね子とともに世津子の家を訪れる。

 ついに実と美代子が再会した106話。美代子は世津子に夫を助けてくれた礼を伝え、しかしなぜ警察や病院に届け出てくれなかったのかと糾弾する。そんな美代子に世津子はいなくなって欲しくなかったと素直な気持ちを語り、ただそれも今日までだと実に別れを告げるのだった。美代子と世津子のやりとりを描いた同話には、視聴者から「美代子が服のほつれを気にしたり、女優・川本世津子と自分を比べてる様子が所々で描かれてるのが素晴らしい」「2人とも感情的になりすぎず、言うべきことをきちんと伝える。愛する人やプライドをかけた静かな女の戦いだった」「嘘偽りなくまっすぐ向き合ってる様子が切なすぎる」との声が続出。

 107話では、世津子の家からの帰り道にみね子、美代子、実の3人がご飯を食べるシーンが描かれた。そこで美代子は実に、奥茨城の家に帰ってきたいと思うまで、みね子と共に東京で暮らしてはどうかと提案する。

 最初はぎこちなかった会話が、徐々に和やかな雰囲気へと変わっていく様子も描かれた同話。みね子たちはこれからどのような家族の形を作っていくのだろう。

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