月9『民衆の敵』大爆死の原因は? 「篠原涼子がバカすぎ」「非現実」視聴者100名がダメ出し!

月9『民衆の敵』大爆死の原因は? 「篠原涼子がバカすぎ」「非現実」視聴者100名がダメ出し!

『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』(フジテレビ系)公式サイトより

 現在放送中のフジテレビ月9ドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』は、政治がテーマの市政エンターテインメントドラマ。高額報酬に魅せられて市議会議員となった、学歴も教養もお金もない主婦・佐藤智子(篠原涼子)が、“ママさん議員”として政界に切り込んでいくストーリーだ。

 現実世界でも政治にまつわるさまざまな疑念や不満が渦巻く昨今だけに、視聴者の関心も高そうなものだが、初回視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話目以降は回を重ねるごとに数字が下がり、12月4日放映の第8話からはついに5%台へと落ち込んでしまった。

 人気女優・篠原が主演を務め、高橋一生など話題の俳優陣が脇を固める中、視聴率低下を招いたのはなぜなのか? 同ドラマを視聴したことのある男女100人を対象に、「『民衆の敵』が低視聴率な理由」を考えてもらった。(■調査地域:全国■調査対象:年齢不問・男女■調査期間:2017年11月07日〜2017年11月21日■有効回答数:100サンプル)

政治のゴタゴタは、現実だけでおなかいっぱい
 初回放送予定日が衆議院選挙の公示期間中にあたることとなり、放映日を延期する事態に見舞われた同ドラマ。視聴率が振るわない理由には、現実社会の影響が少なからずあるようだ。

・議員のモラルのなさが目立つ中、市議会議員というリアルな設定が現実に引き戻される気がして十分に楽しめない(40代女性/正社員)
・政治がテーマであることが原因だと思います。政治に関しては厳しい意見が多く、ドラマといえども受け入れられない方が多いのではないでしょうか?(40代女性/専業主婦)
・最近の総選挙の野党とかのゴタゴタ劇を見飽きたんでしょうね(30代男性/正社員)
・みんなニュースで政治のことを見ていて、ドラマでまで見たくないのでは?(20代女性/無職)
・見ていて面白くないとは思わないのですが、実在の人物に似せたキャラクターが多すぎて、その「実在の人物」を嫌う視聴者が遠ざかっているのではないかと思います(50代男性/無職)
・舞台設定が市議や政治関係でとっつきにくい。政治不信が当たり前のなかで、夢や希望を抱かせる感じのドラマに思えない(40代女性/専業主婦)
・実際の選挙と時期が重なってしまい、ドラマでまで政治のことを考えたくないと思った。一介の主婦が議員だなんていうなら、もう少し政治パロディのように振り切るか、思いきってリアルな議員を描くかどっちかにしたらいいと思った。篠原涼子の芝居が胡散臭く見える(30代女性/パート・アルバイト)
・選挙が終わってからだったので、もう少し早い段階で始まっていれば、もう少し人気が出たと思います(40代女性/パート・アルバイト)
・今の政治のゴタゴタに便乗するかのようなドラマで、かつ内容が陳腐で汚い(30代男性/正社員)

 そもそも政治への関心が薄い層が多いのではないかという指摘も、一理ありそうだ。特にラブストーリーがメインの月9にはそぐわないという意見も。

・自分も含めて若い世代が、今の政治にまったく興味がないからだと思います(30代男性/派遣社員)
・市議会議員に興味がない。どうせなら安倍批判で、女総理とかの方が面白かった(40代男性/個人事業主)
・世の中のみんなはそれほど政治に興味がないということの現れではないでしょうか。しかも月9といえばラブストーリーばかりだったので、ラブストーリーを見たい層が離れたのだと思います(40代女性/専業主婦)
・国民全体が政治に関心がないことが一番の理由なのではないでしょうか(60代女性/専業主婦)
・政治のことに詳しくなく、あまり興味を持てない人たちからは支持がないと思います。出演している女優さんか俳優さんが好きであれば見るかもしれませんが。主演の篠原涼子さんの役どころも感情移入しにくいですし、見る人を選ぶドラマだと思います(40代女性/専業主婦)
・テーマが政治なので、ドラマを見る若い世代はとっつきにくいと思う(20代女性/パート・アルバイト)
・視聴者が政治に対して興味がないことが理由かと思います。見ていて面白いと感じられないのかもしれません(20代女性/無職)
・政治そのものに興味がないのと、どうしても不快感があるからじゃないかと(30代女性/正社員)

■現実はそんなに甘くない
 「平凡な主婦が市議会議員となり、社会の幸せのために突き進む」というサクセスストーリーに、リアリティを感じられないという人も少なくない様子。

・主人公の考え方がきれいごとすぎて、感情移入しにくいからだと思います。「それができたら苦労しないんだよ」と、むなしい気持ちにさせられて、見る気を削がれるように感じました(20代女性/学生)
・あんな簡単に低学歴の主婦が議員になれるわけがないし、なっても現実の世界であれば、常識的な部分が欠けている人は役に立たないので、現実味がない(40代女性/正社員)
・主人公がお金のために市議会議員に立候補して、当選してしまうこと自体があり得ない展開です。しかも、ちょっとヤンキーが入った主人公にしっかりした友人たちというのも、現実味がないと思いました(60代女性/個人事業主)
・主婦がいきなり政治家になるなんて、あまり現実味がないので共感しない(50代女性/パート・アルバイト)
・主人公に共感しにくい。楽観的すぎるのと、協力的な旦那がいるのは現実感がないから(30代女性/無職)

 暮らしに関わる “政治”がテーマなだけに、キャストのイメージや演技力へ向けられる視聴者の視線はおのずとシビアに。

・主演の篠原涼子がキャラと合っていないような気がして違和感がある(20代女性/正社員)
・出演者たちがすべからくバカっぽく見えてしまうので、政治に関わっている人に見えないというのが大きい(40代男性/パート・アルバイト)
・キャスティングミスだと思います。篠原涼子さんに一般人を演じさせるのはリアリティがなさすぎて面白みに欠けます(40代女性/専業主婦)
・正直あまり見ていないのですが、政治の素人が演じても説得力がないのではないでしょうか。ドラマだけとして見るのは面白いかもしれないけど、「世の中そんなに甘くない」とも同時に思ってしまいます。普通の人間ドラマか恋愛ドラマの方が無難で良いですね(30代女性/パート・アルバイト)
・篠原涼子が、規格外れの人物を演じることにマンネリ化を感じるのが、低視聴率の理由の1つだと思います、意外性がなく、正直ラストの展開がわかるような気がします(50代女性/専業主婦)

■中途半端感、否めず……
 政治不信が募る今だからこそ、ストーリーや共感性にひと工夫が必要だったのかもしれない。

・政治をテーマにするなら相当現実的な風刺をきかせない限り、本気で見るコア層をファンにつけられない。コメディっぽくやるなら政治をよく知らない層がとっつきやすくて見ると思うけど、よほど楽しくない限りテーマが面倒臭くて視聴をやめちゃうだろう(30代女性/正社員)
・実際にこんな政治家がいたら嫌だし、税金からの給料なのでお金目的で政治家になるのも嫌な感じがする(30代女性/専業主婦)
・話題性のある俳優を脱がせとけばいいと思っている節があるし、中身に現実味がない(20代女性/学生)
・内容や脚本がつまらないことや、現実にいる人を中傷するような表現をしているからだと思います(30代男性/正社員)
・真面目な作品なのかサクっと見られる作品なのかがハッキリしない(20代男性/学生)
・まずタイトルにストレスを感じます。興味をそそらないCMも好感度が低いです。政治や宗教は会話のタブーなので、周囲と感想を話しづらいのも低視聴率の原因だと思います(30代女性/個人事業主)
・つまらないです。安易に感情移入ができないし、泣くこともできないですから(50代男性/正社員)
・第3話まで視聴しましたが、ハラハラする展開もなく、気分が爽快になることもありませんでした。番宣での期待が大きかった分、ガッカリ感も大きいのではないでしょうか(40代男性/パート・アルバイト)
・製作者の変な思想を入れ込んでいるからでしょう。『ドクターX』みたいに本来の権威主義を打ち壊すなら痛快なんだろうが(30代男性/正社員)
・バカ正直な主人公が政治の概念に挑戦する話を描きたいんだろうけど、主人公がバカすぎる。リアル路線でもないし、ドラマとしても内容が中途半端。政治ドラマが好きで見始めた分、内容の陳腐さに愕然とした人が多かったと思う(30代男性/個人事業主)
・全体的にちょっと間抜けな印象を受けます。コメディ系の雰囲気を出しているところもダメだと思います(40代男性/個人事業主)

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