嵐コンサート、チケットキャンプ購入者が「入場禁止」で波紋……売買サイト退会の動きも

嵐のコンサートで“本人確認” チケットキャンプ購入者が「入場禁止」で波紋

記事まとめ

  • チケット売買サイト・チケットキャンプが、12月7日をもってサービスの提供を一時停止
  • 嵐のコンサートで“本人確認”が実施されチケットキャンプ購入で入場できなかった人も
  • チケットキャンプに転売されたチケットのデータをジャニーズ側が把握していたとも

嵐コンサート、チケットキャンプ購入者が「入場禁止」で波紋……売買サイト退会の動きも

嵐コンサート、チケットキャンプ購入者が「入場禁止」で波紋……売買サイト退会の動きも

嵐コンサート、チケットキャンプ購入者が「入場禁止」で波紋……売買サイト退会の動きもの画像

 テレビCMでその名が広まったチケット売買サイト「チケットキャンプ」が、12月7日をもってサービスの提供を一時停止し、新規会員登録ができない状態となった。チケットキャンプといえば、ジャニーズ事務所のアーティストのイベントやコンサートチケットが数多く出品されていたものの、今回は高額転売などに関連して警察の捜査が入ったという。そんな中、先日行われたのコンサート『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」 』では“本人確認”が実施されたと、ファンの間で話題になっている。

 12月8日に朝日新聞デジタルが伝えたところによれば、チケットキャンプを運営している株式会社フンザを「商標法違反」と「不正競争防止法違反」の疑いで兵庫県警が家宅捜索。昨年、チケットキャンプが「ジャニーズ応援キャンペーン」と題したキャンペーン実施していた際、ジャニーズサイドは同年11月に公式ホームページにてチケットキャンプとジャニーズの関連会社は無関係であると、警告文を掲載。「当該サイトにおける『ジャニーズ』との名称の記載は無断で行われているものです」として、正規販売以外でのチケット購入はやめるよう、ファンに呼びかけていた。

「ジャニーズの逆鱗に触れたことを受け、チケットキャンプ側は『嵐ドームツアー 取引手数料「無料」キャンペーン』と名称を変更。その頃、ジャニーズは『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?』において転売が発覚したチケットを“無効処分”にしており、その中には『「チケットキャンプ」での転売対象とされたものが多数含まれています』と名指しで同サイトを糾弾しています。また、フンザはジャニーズ関連の情報を発信するサイト・ジャニーズ通信を運営していたものの、現在はアクセスしても『只今、メンテナンス中です。現在のところ、復旧の目処はたっておりません』と表示されます」(ジャニーズに詳しい記者)

 チケットキャンプとジャニーズの間で、こうした戦いがあっただけに、12月の「家宅捜索」報道は多くのジャニーズファンに衝撃を与えた。そんな中、ナゴヤドームで開催(12月15〜17日)された嵐のコンサートで、チケットの名義人や入場者が申込時の名前と合っているどうかをチェックする“本人確認”があり、15日夜には一部のファンがTwitter上で「本人確認されました」などと、報告。そのユーザーは「チケットキャンプで購入した」といい、「何組かチケットキャンプで購入した方がいろいろ聞かれていた」とツイートした。

「このファンによると、4連番チケットのうち2連番を、チケットキャンプを通じて『同時入場・同行』の形式で購入したとか。当日、チケットを売りに出していた代表者(名義人)と一緒に会場に入ろうとしたところ、入場できなかったそうです。係員は受付時にこのチケットが『チケットキャンプで購入』したものだとわかった上で声をかけたようですが、なぜその情報を掴んでいたのかは不明とのこと。しかし、入場する全員のファンに対して本人確認を行ったわけではないので、捜査によりチケットキャンプに転売されたチケットのデータをジャニーズコンサート事務局側が把握していたのでしょう」(同)

 さらに、同アカウントがスーツ姿の係員に案内された場所には5〜6組のファンが待機していたと証言し、自らの経験をもって「転売には手を出さないでください」と、注意喚起。一連のツイートを投稿するのは「勇気がいります」と書いていただけに、その後アカウント自体を削除してしまった。

「このほかにも、チケット売買サイト・チケット流通センターで購入した嵐ファンの友人が『名古屋ドームに入れなかった』という書き込みも上がっています。当日、その友人が代表者とともに身分証明書の確認を受けた結果、『ファンクラブ1年間停止』『ブラックリスト入り』したとか。ほかにも、『嵐の名古屋公演に行った知り合いから、デジチケでの本人確認はチケキャンで買った人のみあるらしい、と聞いた』『福岡公演の2〜3曲目くらいで、若いお姉ちゃん2人組がスーツ姿の男の人に連れて行かれるのを見ました』と、複数の情報が出ています」(同)

 一部ジャニーズファンの間では、こうした本人確認騒動を受けて「とりあえずチケ流とチケキャン退会した。もうジャニーズ事務所に情報は持っていかれてるとは思うけど……」と、転売サイトの利用継続を警戒する動きも見られる。

現在、チケットキャンプは取引停止中とはいえ、19日の段階でも他サイトには嵐のコンサートチケットが流通している。チケット流通センターや、チケットストリートでは正規料金の9,000円から大きく跳ね上がり、最低価格で6万円台、高値では20万円台のものも。すでに「取引中」となっているチケットもあるが、購入者は当日の受付で確認された場合、入場不可となる可能性もあるだろう。

 11月17日の北海道・札幌公演を皮切りに始まった嵐のツアーも、残すところ2会場となり、来年1月14日に最終日を迎える。12月24日は相葉雅紀の誕生日とあって、チケットの転売も盛んに行われていることが予想できるが、ジャニーズサイドの厳しい取り締まりに期待したい。

関連記事(外部サイト)