広瀬すず主演『anone』が月9『海月姫』に負ける!? 大番狂わせとなった民放連ドラ“ビリ争い”

広瀬すず主演『anone』が月9『海月姫』に負ける!? 大番狂わせとなった民放連ドラ“ビリ争い”

『anone』(日本テレビ系)公式サイトより

 1月期の民放プライム帯の連続ドラマが、佳境を迎えている。嵐・松本潤主演『99.9‐刑事専門弁護士‐SEASON II』(TBS系)や、木村拓哉主演『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)は高視聴率を挙げる一方で、“ビリ争い”は熾烈を極めている。

 3月15日放送分までで、平均視聴率がワーストなのは、深田恭子主演『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)で6.08%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。主たるテーマが妊活で、視聴者層が限られるとあって、数字になかなか結びついていないが、“質の高いホームドラマ”として、視聴者の評価はおおむね高い。初回7.0%で、ずっと低空飛行が続き、第5話で4.6%と打ち切りラインである“5%割れ”をしたものの、その後持ち直し、第8話で6.5%、第9話で6.9%と上昇気運に乗っているだけに、最下位脱出の可能性も十分だ。

 僅差でワースト2位を争っているのは、芳根京子主演の月9ドラマ『海月姫』(同)と、広瀬すず主演『anone』(日本テレビ系)。これまでの平均は、それぞれ6.17%と6.22%だ。

 『海月姫』は、“朝ドラヒロイン”芳根の吹っ切れた体当たり演技が話題を呼び、内容そのものも中盤から盛り上がりを見せてきたが、数字は伴っていない。ここにきて4〜5%台が続いてしまっただけに、フジ月9枠のワースト視聴率となった『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演/2017年1月期)の6.65%を上回るのは難しくなってきた。

 『anone』は、人気脚本家・坂元裕二氏の作品とあって、放送開始前は2ケタ台を期待されながらも、よもやの低視聴率にあえいでいる。直近の第9話では、4.4%まで沈んでしまった。これでは最終回に向け、とても弾みになどなるわけがない。主演は広瀬のはずなのに、圧倒的に田中裕子の出演シーンが多く、メインストーリーの“ニセ札造り”にもあまりかかわっておらず、脚本の迷走ぶりが目立つ。視聴率推移からして、最終回で大きく数字を上げることは困難と思われ、最終的に、『隣の家族は青く見える』『海月姫』を下回って、“ビリ”になってしまうおそれもありそうだ。そうなれば、広瀬にとっては、10代最後の主演ドラマが“黒歴史”となるが、果たしてその行方は――?

■1月期 民放プライム帯の連ドラ・ワースト視聴率ランキング(3月15日放送分まで)
1位 6.08% 『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系、木曜午後10時)
2位 6.17% 『海月姫』(フジテレビ系、月曜午後9時)
3位 6.22% 『anone』(日本テレビ系、水曜午後10時)
4位 6.64% 『特命刑事 カクホの女』(テレビ東京系、金曜午後8時、放送終了)
5位 6.93% 『FINAL CUT』(フジテレビ系、火曜午後9時、放送終了)
6位 6.95% 『トドメの接吻』(日本テレビ系、日曜午後10時30分、放送終了)
(田中七男)

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