「蒼井優に似た女優は消える」――芸能界でささやかれる「都市伝説」に迫る

「蒼井優に似た女優は消える」――芸能界でささやかれる「都市伝説」に迫る

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「私は“程よい顔”なのかなって思ってます」

 2017年10月、主演映画『彼女がその名を知らない鳥たち』のトークショーで自身のルックスについて自らそう評したのは、「日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞や「読売演劇大賞」の最優秀女優賞などを獲得し、今や映画・演劇界における日本を代表する女優となった蒼井優だ。

「純日本的で素朴な顔立ちなので、どんな役にもキャスティングしやすいんです。シリアスな要素が強い作品の主演やヒロイン候補では一番に名前が挙がりますね」(映画業界関係者)

 彼女が自分のルックスに自覚的になったのは、あるドラマがきっかけだという。

「蒼井さんが19歳の頃に出演したドラマ『タイガー&ドラゴン』(TBS系、05年)です。V6・岡田准一さん演じる服屋の店長に『ブス!』とひたすら呼ばれる店員役をコミカルに熱演したのですが、それまで雰囲気のある美少女役を多くこなしていたので、本人も初めての役柄で困惑していたとか。しかし、これをきっかけに蒼井は、『美人役も不美人役も両方いける、女優としてはおいしい顔立ちを自覚した』といわれています」(テレビ局関係者)

 しかし、だからこそ「自分と似た雰囲気を持つ女優に、強いライバル心を持つ」(同)という悪い癖があるようだ。

「蒼井さんが注目されるようになった頃、サントリー『和茶』のCMで、於保佐代子さんという蒼井さんより2歳年下の純朴な雰囲気の女優さんがデビューしたんです。すると蒼井さんは『私に似すぎですよね?』と、まるで彼女を二番煎じであるかのように周囲に吹聴しまくっていたといいます」(同)

 そんな蒼井の“苦言”が功を奏したのか、於保はその後、特に目立った活躍を見せず、大手事務所アミューズを退所。現在は小さなプロダクションに所属し細々と女優活動を続けているが、世間的には「消えたCM女優」としても、言い過ぎではないだろう。

「業界内では『蒼井優に似た女優は消える』なんて都市伝説があるほどなんですよ。例えば、12年の『シグナル 〜月曜日のルカ〜』で、映画初出演ながら主演デビューを果たし、ダイキン工業『うるるとさらら』のCMで少し話題になった三根梓も、純朴そうなルックスが蒼井に通じるものがありましたが、今はまったくもってパッとしていません。また、05年の『ホリプロスカウトキャラバン』グランプリの緑友利恵も、出始めの頃は、蒼井に似た、黒髪&清楚なルックスでしたが、イメージチェンジをして派手めの印象になって迷走。17年に友利恵に改名したものの、ここ2年ほど表立った活動していないんです。それから、蒼井と同じく“雰囲気のある美少女”役を多くこなしていた刈谷友衣子は、完全に消えました」(同)

 しかしそんな中、業界内外で最も「蒼井優っぽい」と認識されているであろう黒木華は、人気女優に成長。若手発掘に力を注いでいる芸能事務所関係はこう話す。

「蒼井さんは、いまだに黒木さんについて『私とかぶる!』と周囲に愚痴を言うそうです。それでも黒木さんは、演出家の野田秀樹さんや監督の山田洋次さんら大御所に可愛がられているので、蒼井さんも大っぴらには批判できない様子。今後も、似たような若手が出てきたら、蒼井さんがわれ先にと潰しにかかってくるのではないかと想像し、戦々恐々としてしまいます」(芸能事務所関係者)

 「第二の蒼井優」を目指す女優は前途多難かもしれない。
(飛田芹香)

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