【テラスハウスレビュー】ケニーは何がしたいのか? 莉咲子とのラブストーリーに募る疑惑

【テラスハウスレビュー】ケニーは何がしたいのか? 莉咲子とのラブストーリーに募る疑惑

『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、7月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

春花VS莉咲子、互いの喫煙をバラし合う(第9話)

 思いを寄せるバンド「SPiCYSOL」のボーカル、ケニーをめぐってバトルするフィットネストレーナーの莉咲子&女優の春花。前回、莉咲子が春花の片思いをケニーに知らせてしまう形になり、ついに二人きりの女子部屋で直接対決となった。

 莉咲子が「(春花の)被害者ヅラが半端なくてダルい」と言い放つと、春花も頭に血が上った様子。「私は莉咲子ちゃんの秘密だって守ってるじゃん、タバコ吸ってることとか。自分、フィットネスだから隠してるんでしょ?」と突然、今回の件とはまったく関係のない莉咲子の喫煙習慣を暴露した。

 莉咲子はすかさず、「タバコ吸ってんじゃん、自分も」と言い返し、春花の喫煙も明らかに。「私、別に隠してないもん!」と強がっていた春花だが、女優業はイメージ商売。喫煙のイメージが今後のキャスティングに響くかもしれないとは、考えないのだろうか(すでに売れている女優ならまだしも……)。どっちもどっちのケンカだが、その点では、顧客に与えるイメージを考慮して喫煙を隠していた莉咲子との差を感じてしまった。

 春花との口論に嫌気が差した莉咲子。午前2時にもかかわらず、「遊びに行ってくる」とケニーに告げ、渋谷のクラブ「エッグマン」に繰り出した。

 そのことをケニーから知らされたアルバイト・流佳は、「大丈夫なの? この時間に家出て。この時間から会える友達いるの? 電車ないよ」と莉咲子の身を本気で案じ、「ケニーさんついてってくださいよ、そういう時。ダメすぎるっしょ、一人は」とケニーに物申した。

 10歳以上年下の流佳に説教されたケニーは、「ここで俺がついて行ったら余計、春花と莉咲子がこじれるじゃん」と言い訳したものの、流佳は「この時間に女の子がクラブ行っていいの? ダメな時間でしょ、今が一番。俺、迎え行きますよ、一人だったらさすがに。ダメだと思う、俺は」とキッパリ言い切った。

 いつもクネクネニヤニヤしている流佳に、こんな男気があったなんて! と見直した一方で、午前2時のクラブってそんなに恐ろしい場所なのか……と都会の闇も感じたシーンだった。

流佳、デートでおごられる(第10話)

 流佳は、「香織さんっていう人間のこれからを見たい」という理由で惹かれている、8歳年上のイラストレーター・香織とデートにこぎ着けた。新宿の世界堂へ行ったのち、流佳は「お礼したいんでご飯行きません?」と食事に誘うことにも成功。テラハに住んでから「卵かけご飯デビュー」した香織のために、流佳は卵かけご飯がおいしい店をリサーチして連れていったのだが、お会計は香織が担当。

 流佳は「香織さん待って、俺が……」と止めるものの、「さすがにハタチの子に……大丈夫です」と、やんわり拒否されてしまう。「えー、ダメっすよ……お礼なのに」と弱々しい声を出し、頭を抱える流佳だが、最後まで自分の財布を取り出すことはなかった。おごられ慣れている女子がよくやるパターン。本当に払う気、あったのだろうか。流佳、今こそ男気を見せるところだったのでは!?

 莉咲子に「気になっている」とは伝えたものの、煮え切らない態度をとっているケニー。ある夜、莉咲子を誘って2人で雑貨店「ZARA HOME」に行くと、屋上を飾り付けるキャンドルや間接照明を購入。さらにハンモック型ソファを設置したり、白い布でスクリーンを作ったりと、屋上をホームシアターに改造した。

 そこで隣り合って映画鑑賞するケニーと莉咲子。かなりムーディーな空間で、2人の体も密着しているが、肝心なことは何も言い出さないケニー。業を煮やした莉咲子が、言葉を引き出そうとあれこれ水を向けるが、ケニーは「うーん、そういうことね」「だよな」「そうだね」などの気のない相槌でかわすのみだった。

 ケニーは、絵になる空間を自ら演出し、そこに自分と女子を置いて、「自分が主人公のいい感じの映像」、つまり「自分のプロモーション映像」を撮らせたかったのではないか。確かに画はロマンチックだったけれど、莉咲子に対して何をしたいのかわからないケニーの態度は、逆プロモーションだったのでは……。

翔平、『バージン協奏曲』出演へ(第10話)

 このところ、特に仕事をしていないように見えていたマルチクリエーターを目指す俳優の翔平。久々に俳優業が決まったらしく、春花に「今日ね、ピンク映画が決まって」と報告した。

 「ちょっとエッチな映画。おっぱい丸出しだし。ガッツリ絡みよ」と言って、見せた台本には『バージン協奏曲』なるタイトルが。中身には、ここには書けない単語や行為が並んでいた。

 テラハ初日にスタジオメンバーから「AV男優っぽい」と言われていた翔平。このピンク映画がハマれば、ついに、打ち込めるジャンルを一つに絞ることができるのかもしれない。行く末がどうなるか未知すぎるが、ちょっと楽しみでもある。

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