波瑠主演『ON』もヒットならず! フジ、大爆死枠「火10」ドラマ廃止の吉凶

波瑠主演『ON』もヒットならず! フジ、大爆死枠「火10」ドラマ廃止の吉凶

『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)公式サイトより

 波瑠が民放連ドラで初主演を務めたフジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(火曜午後10時〜)の最終回(第9話)が、裏でオンエアされた『2018 FIFAワールドカップ・ロシア アジア地区最終予選 タイ×日本』(テレビ朝日系、20.3%)の影響もあったのか、7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低調に終わった。

 初回9.6%でスタートした同ドラマは、一度も2ケタ台に乗ることなく、全話平均視聴率は、8.0%。主演を務めたNHK朝ドラ『あさが来た』、嵐・大野智の相手役として出演した4月期『世界一難しい恋』(日本テレビ系)と、出演したドラマの高視聴率が続いていた波瑠にとって、初の民放連ドラ主演作は厳しい結果となった。

 裏で放送中のライバルドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS系、武井咲主演)は、第8話までの平均が7.7%(第8話まで)で、僅差ながら『ON』がリードしている。ただ、『せいせいするほど』はあと2話残しており、「火10」対決をどちらが制するかは、まだわからない状態だ。

 フジの「火10」ドラマ枠は、1996年4月期に放送を開始し、一方TBSは2014年4月期より、同じ時間帯にドラマ枠を創設した。視聴者がTBSに流れたのか、近年フジの「火10」視聴率は低迷しており、15年1月期『銭の戦争』(フジテレビ系、SMAP・草なぎ剛主演)が13.4%(全話平均)をマークしたのを最後に、1ケタ台の作品が続出。中でも、同4月期『戦う!書店ガール』(渡辺麻友&稲森いずみ主演)は全話平均4.8%、同7月期『HEAT』(EXILE・AKIRA主演)は4.1%(同)の大爆死で、不振を極めた。

 そんなあまりの低迷ぶりに、フジはTBSとの競合を避ける形で、今期をもって「火10」ドラマを廃止し、10月期より、火曜午後9時台に引っ越しをするという。同局の「火9」ドラマは、15年1月期『ゴーストライター』(中谷美紀主演)以来、1年半ぶりの復活となる。

 フジ新「火9」ドラマの第1弾は『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』で、吉田羊の地上波連ドラ初主演作となる。10月期の連ドラで女医ドラマといえば、2年ぶりに復活する『ドクターX〜外科医・大門美知子』(テレビ朝日系/米倉涼子主演)のシーズン4がオンエアされる。曜日こそ違うが、『レディ・ダ・ヴィンチの診断』は、『ドクターX』と何かと比較され、視聴率が伸び悩む可能性が高い。果たして、10月期フジの火曜ドラマの行方は……?
(森田英雄)

※画像は『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)公式サイトより

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