絶好調『イッテQ』、人気ピーク終了? 「スタッフいじり」蔓延は「フジの二の舞」か

『世界の果てまでイッテQ!』の人気に陰りか イモトアヤコの今後について懸念も

記事まとめ

  • 『世界の果てまでイッテQ!』出演者のイモトアヤコの今後について懸念の声がある
  • イモトは少しテレビに慣れてしまい、新鮮味がなくなりつつあるという
  • 視聴率も低下してきており、緩やかな下り坂に差し掛かっていると言ってもいいようだ

絶好調『イッテQ』、人気ピーク終了? 「スタッフいじり」蔓延は「フジの二の舞」か

絶好調『イッテQ』、人気ピーク終了? 「スタッフいじり」蔓延は「フジの二の舞」か

『世界の果てまでイッテQ! Vol.1』/アニプレックス

 10月期の各局タイムテーブルが出揃った。最注目は日曜午後7時枠で、強豪の日本テレビ系『THE!鉄腕!DASH!!』に対し、テレビ朝日系は『日曜もアメトーーク!!』、TBS系は『クイズ☆スター名鑑』、フジテレビ系は古舘伊知郎司会の『フルタチさん』で迎え撃つ。

 そんな『DASH』とともに、高視聴率を叩き出す日テレの看板番組といえば『世界の果てまでイッテQ!』だが、あるテレビ関係者は、同番組の出演者であるイモトアヤコの今後について懸念しているという。

「『イッテQ』に出始めてから9年。彼女も少しテレビに慣れてしまい、新鮮味がなくなりつつあります。番組側も新人を起用するなどして“ポスト・イモト”を探っている感がここのところ見て取れる。現在、イモトの『イッテQ登山部』が再始動し、アルプスの名峰・アイガー(標高3,970m)に挑もうとしていますが、もしかしたら登頂後にイモトの去就に何らかの動きがあるかもしれません」

 さらに、“お祭り男”として世界各地の珍しい祭りに参加している宮川大輔も、9月16日で44歳を迎える。「仕方ありませんが、以前より体力が衰えているのは明らか。もともと勝ち負けより面白さで勝負するコーナーですが、祭りの予選を勝ち進まないと尺的にもたないので、スタッフも悩みどころでしょう」(同関係者)。

 昨年5〜6月、同番組は20.6%(5月31日)、20.9%(6月7日)、20.3%(6月14日)と3週連続で“大台”を突破したことが話題になったが、今年は最近の視聴率を見ても13.3%(8月14日)、16.9%(8月21日)、14.7%(9月4日)と少々寂しい数字だ。

 また、もう1つ『イッテQ』で気になる点があると、先の関係者は語る。

「それはスタッフの露出です。この番組にはアシスタントプロデューサーの中附智貴氏やロケディレクター・石崎史郎氏はじめ、スタッフや裏方が出ることで知られています。もともとロケの段取りの悪さや、予算の少なさを公表することで人気を得てきた番組のため、スタッフいじりもやむを得ないところがありますが、日テレでは『月曜から夜ふかし』でも積極的に行われているため、一部からは『やりすぎると、フジテレビの二の舞い』という意見も聞こえてきます」
  
 確かに、かつてフジの人気番組でも「内輪ウケ」が低迷の一因とされてきた。大道具や放送作家などの裏方メンバーで「野猿」なるダンスボーカルユニットまで作った『とんねるずのみなさんのおかげでした』、かつてのプロデューサー・中島優一氏や明松(かがり)功氏が積極的に出演していた『めちゃ×2イケてるッ!』などだ。これらはいずれも、最初は見慣れないスタッフが新鮮に映り、面白さにつながったが、それが過ぎるとただの自己満足にしかならなくなってしまう。『イッテQ』も、その見極めが重要だろう。

 さて、今年で放送9年を数える『イッテQ』だが、最後に業界内に伝わるジンクスを紹介したい。

「バラエティは10年が賞味期限といわれています。例えばこの『イッテQ』の枠で以前放送されていた『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』は1985〜96年と11年で幕を閉じている。また『特命リサーチ200X』も、リニューアルされたセカンドシーズン含めても96〜2004年までと8年で打ち切られています」(テレビ誌ライター)

 ほかにも、同じ日テレでは、92年にスタートし、最高視聴率30.4%を誇った『電波少年』シリーズも11年目の03年で終了。97年に産声を上げて人気を博した『どっちの料理ショー』も徐々に低迷し06年で終了。10年の壁を越えられなかった。
 
 他局ではTBSのバラエティ『リンカーン』が05〜13年と開始8年目で打ち切られている。また今年2月、フジの『ペケポン プラス』が終了したが、前身番組『ペケ×ポン』時代を含めて9年間で幕を閉じた。『はねるのトびら』(フジテレビ系)も01〜12年と11年で終了。テレ朝の『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!』も08〜15年と7年で終わっている。

 つまりこうした歴史に鑑みると、『イッテQ』は今まさにピークを迎えているか、実は緩やかな下り坂に差し掛かっていると言ってもいいだろう。もちろん、イモトの「登山部」企画でまた盛り返していくことも予想されるが、さらに15年20年と続き、超・長寿番組の仲間入りを果たせるかどうかは、メンバーの世代交代と、さらなるヒット企画誕生を待つしかないのかもしれない。
(後藤港)

※画像は『世界の果てまでイッテQ! Vol.1』/アニプレックス

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