故平尾昌晃さん遺産バトル 手際の良さは“後妻ビジネス”?

平尾昌晃さん遺産バトル 三男・勇気側の公認会計士「後妻ビジネスの極悪非道版」

記事まとめ

  • 平尾昌晃氏の遺産を巡り、3度目の結婚相手Mさんを相手に三男の勇気が法的措置をとった
  • 平尾昌晃音楽事務所の臨時株主総会で、Mさんの姉妹2人が取締役に就任するそう
  • 勇気側の公認会計士の鈴木繁伸氏は会見冒頭に「後妻ビジネスの極悪非道版」と言った

故平尾昌晃さん遺産バトル 手際の良さは“後妻ビジネス”?

故平尾昌晃さん遺産バトル 手際の良さは“後妻ビジネス”?

記者会見をおこなった三男の平尾勇気(C)日刊ゲンダイ

昨年7月に死去した音楽家の平尾昌晃さん(享年79)の総額60億円ともいわれる遺産をめぐり、骨肉の争いが勃発。平尾さんの3度目の結婚相手であるMさん(50代)を相手に法的措置をとった三男の勇気(37)が25日、都内で記者会見を開いた。

 会見で焦点となったのはJASRACから支払われる年間約1億円にものぼる著作権料。Mさんはこれを単独相続し、平尾兄弟3人に書類に実印を押させ、1人で受け取ろうとしていたというのである。Mさんは「単なるミス」としているが、本人がJASRACに行って、単独用と相続人複数で分ける共同用の2種の書類をもらいに来ている事実があり、意図的な行為であることを告発。このほか葬儀の手配でバタバタの中、Mさんから「これ押さないとお金出ないから、やって」と言われ、押印した書類が10枚ほどあるという。

 この日、勇気は父のジャケット、ネクタイ、チーフを身に着けて会見に臨んだが、この服ですら「なんで勝手に持ち出すんだ、これは事務所の物だから」とMさんにとがめられたというエピソードも明かされた。

 勇気らの主張は、3兄弟の法的分割が正しくなされること。そして5年前の13年11月に昌晃氏が思い描いていた遺言書の構想にあった「株の分配の20%をNPO法人ラブ&ハーモニーに配分」に準じ、正しく音楽慈善事業に使うこと。これにMさんは「誰かから入れ知恵された」と回答しているそうだが「そっくりそのまま返します」とピシャリ。

■Mさん姉妹2人が取締役就任の不可解

 26日にも行われる予定の平尾昌晃音楽事務所の臨時株主総会では、平尾家に全く縁のないMさんの姉妹2人が取締役に就任するそうで、なんとも手際の良さが際立つが、勇気側の公認会計士の鈴木繁伸氏は会見冒頭に「後妻ビジネスの極悪非道版」と言い切った。芸能リポーターの川内天子氏もこう言う。

「Mさんは派手でもなく、ワンマンにも見えず、平尾先生の番頭として業界内でも信頼されていました。でも、伝えられている話が本当だとすれば非難されても仕方がないでしょう」

 勇気ら3兄弟に同情の余地はあるが、すでに押印してしまっているだけに、これを法的に覆すのは並大抵ではない。「3兄弟が一枚岩にならないと、やっても討ち死にもありえる」と勇気側の東口良司弁護士は言うが、勇気は「勝てないかも知れないけど、全力で戦います! 明日(の株主総会)は(Mさんを)シカトします」と意気込んでいる。

 一般的には100万円でも相続は揉めるというのに、実に60億円である。草葉の陰の平尾さんは何を思うのか。

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