鈴木伸之の魅力は漫画向きなキャラ?「ラジハ」も「恋です」もコミック原作

鈴木伸之の魅力は漫画向きなキャラ?「ラジハ」も「恋です」もコミック原作

鈴木伸之(C)日刊ゲンダイ

 売れっ子すぎか、俳優の鈴木伸之(29)。今期のGP帯連ドラには「ラジエーションハウスU〜放射線科の診断レポート〜」(フジテレビ系=月曜夜9時)と「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」(日本テレビ=水曜夜10時)の2作にレギュラー出演中だ。「ラジハ」では整形外科医の辻村先生、「恋です」では元ヤンキーでレンタルビデオ店長の獅子王と、180度違う役どころを演じている。

 さらに、そんな鈴木の連ドラ単独初主演作「お茶にごす。」が、テレビ東京の深夜枠“木ドラ24”で放送中。鈴木が演じているのは“悪魔(デビル)まークン”こと船橋雅矢。中学最強の不良として恐れられた“まークン”が高校入学を機に、「暴力の連鎖を抜け出して平穏な日々を過ごしたい」と茶道部に入部するという異色のヤンキーコメディーだ。

「『お茶にごす。』は今年3月からAmazonプライムで全12話が先行配信され、待望の地上波放送。『ラジハ』『恋です』のGP帯2作に加え、同クールに3作、すべてメインの役どころというのは快挙です」(エンタメ誌ライター)

「お茶にごす。」は西森博之氏原作の同名漫画の実写化。西森氏は、鈴木も出演していた連ドラ「今日から俺は!!」(2018年日本テレビ)の原作者でもある。「今日俺」は映画化もされてヒットしたが、「お茶にごす。」のネット上での評価は、〈原作の面白さが生かされてない〉〈鈴木さんじゃなくてもよかったかなという内容。鈴木さんじゃなかったら見なかったけど〉〈面白くしようと思って付け加えられた原作にない部分が、面白くなくて残念〉などと、あまり芳しくない。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「確かに原作のファンからはいろいろと不満も出るでしょうが、それは『今日俺』の時もそうでした」と、こう続ける。

「でも、先入観なく見たらハマる人はきっといるはず。マーくんは見た目で周囲から怖がられるけど内面はナイーブな天然おバカキャラ。“りんくま”こと久間田琳加さん演じる茶道部の姉崎部長に接するさまは、『恋です!』で杉野遥亮さんが演じる森生に共通するところもあってほほ笑ましい。ちょうど『恋です!』では、かつて森生のケンカ相手だった獅子王が、話が進んで重要なキャラとして注目されているところ。その獅子王の高校時代を描いた“スピンオフ”的に見ると面白いと思います。作品同士はまったく関係ないですけど」と亀井氏は笑う。

 そんな鈴木は、来年1月期の読売テレビ制作、日本テレビ木曜深夜枠で放送される「ケイ×ヤクーあぶない相棒―」(木曜午後11時59分)の主演も発表された。演じるのはカタブツの公安捜査官らしい。

「鈴木さんは185センチの長身に鍛え上げられた肉体と、不良役にぴったり。それでいて、どこか優しさやナイーブさをにじませられる表情も魅力的です。そして今期の3作に加えて、来期の主演作もすべて漫画が原作のドラマ。映像化する際、〈〇〇さんみたいな人をキャスティングしたいよね〉って話になった時に上位に来やすいのだと思います」(前出のエンタメ誌ライター)

 “辻村先生”“獅子王”“まークン”に続いて公安捜査官。ファンにとっては“鈴木伸之ロス”になることは当分なさそうだ。

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