八幡愛さんが明かす タレント時代の一家離散と政治家転身の経緯

八幡愛さんが明かす タレント時代の一家離散と政治家転身の経緯

八幡愛さん(提供写真)

【役者・芸人「貧乏物語」】

 八幡愛さん(タレント・政治家/34歳)

 グラビアアイドルやタレントで活動していた八幡愛さんは衆議院選挙に立候補して話題に。タレント時代の一家離散から政治家転身への経緯、選挙活動中のセクハラ&お金の苦労、そして、れいわ新選組での今後を語ってくれた。

 ◇  ◇  ◇

 実はタレント時代に家族が解散することになってしまったんです。一家離散。

 それまでも父親が家にお金を入れず、パートで働く母親を助けるために学生時代からアルバイトして家賃を入れたり、14歳離れた弟にお小遣いあげたり。グラビアやタレントの仕事を始めてからも家計を助けながらやっていました。

 2012年から2年かけて裁判になり、親の離婚が成立。日本は戸籍が厳しくて、どっちの親についていくか決めなければいけなかったのですが、私はどちらかに決めるのもイヤなので分籍届を出して戸籍を飛び出しました。今は戸籍上は一人です。

 タレント業は本番中に大物タレントとケンカしたり、いろいろなことをやって迷走しながらも、報道リポーターはずっと続け、社会への問題意識は常に持っていました。

 山本太郎代表との出会いは9年前の脱原発の集会を私がリポートした時です。ご挨拶するくらいでしたけど、れいわ新選組立ち上げの時に「何か手伝えることはないか」とボランティアで参加し始めました。私の地元の関西での集会では会場を押さえたり、道路許可を警察に取りにいったりとかですね。

 生活面ではほぼ貯金もなく、リボ払いなどカード支払いをやり過ぎて生活は自転車操業。でも今は、若い子たちの多くがカードを持っていて当たり前になっていてローンが増えている。そこは変えた方がいいと、実体験から思っていました(笑い)。

■チラシ配りでセクハラに…

 2年前の参院選の時は開票センターにボランティアで参加し、質疑もして、れいわから議員が誕生する瞬間を見て「私もいつか仲間になりたい」と強く思ったんです。

 その後もリポーターやボランティアで関わる私を代表は見ていてくれてずっと続いてると思ってくれたんでしょうね、昨夏に、「一緒にやりませんか」と言ってくださった。私はまだ勉強が足りないと思いましたが、ちゅうちょなく快諾。「そんなにすぐ決めていいの? 巻き込まれることになるんだよ」と心配されましたけど、「大丈夫です」と覚悟を決めました。

 今回の選挙では立候補後はマスコミに取り上げていただく機会もあり、グラドル候補者だから炎上もしましたけど、私は気にしてませんでした。ただセクハラはよくありましたね。

 例えば朝に駅前でチラシを配っていると、もらってくれた男性には「オッパイ大きいね」「このチラシでオナニーするぞ」とか言ってくる人がいるんです。もうビックリ! そんなことはグラドルやタレントの時には言われなかったから。

 なんで言うのか考えると、候補者は話を聞かないといけないし、「政治家目指してる女だから、何を言っても怒らないだろ」と思ってるのかもしれません。

 男性の候補者もいろいろ言われるでしょうけど、女性にはエロいことも言われる。私は平気ですが、「他の女性候補者さんは、しんどいだろうな」と思いました。

■政治活動にはメッチャお金がかかる

 他には政治活動費にお金がメッチャかかりましたね。事務所を開き、ポスターは1000枚以上、大阪では短い時間だけ駐車場に車を入れて1000円、2000円とかかります。ご寄付でまかなってます。感謝です。

 私は思っていることを口にしてから後悔しちゃうタイプですけど、応援してくれている人の代わりに伝えるんだという意識で選挙活動し、国会には行けませんでしたけど成長させていただきました。子供や学生が生活や教育で、お金に苦労しないようになるといいと思っています。自分のうちが貧乏で苦労してきたので、教育の格差をなくしたい。

 次の目標は具体的にはまだ言えませんが、この先も代表の後ろを追いかけて頑張りたいです。

(聞き手=松野大介)

▽八幡愛(やはた・あい) 1987年7月、兵庫県生まれ。グラビアアイドル、タレント活動を経て、先の衆議院選挙ではれいわ新選組から比例近畿ブロックに立候補。

関連記事(外部サイト)